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残り4試合、全勝でいきます!  (城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第8節]

 

2021年10月2日(土) 常総市水海道総合体育館  
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

第12回関東女子フットサルリーグ2021 第8節
バジェーナブランカ城北レディース 3-2 ドリームフットサルパーク/ポルコ
[得点経過]
1-0 09分42秒 城北 #14 中田優衣
1-1 30分24秒 ポルコ #7 中山由衣加 
2-1 31分48秒 城北 #2 木村穏
3-1 33分41秒 城北 #14 中田優衣
3-2 33分57秒 ポルコ #13 松波香穂 

 

5人目の1試合2ゴール

コロナ禍で約2か月ぶりに再開したリーグ、ここまで2戦2勝と好調の城北は、ポルコと対戦した。ポルコはベンチ入りメンバーがゴレイラ1名を含めわずか7名だったが全員が気迫のこもったプレーを見せ最後は城北を1点差に追い詰めた。その苦しんだ城北を救ったのが#14中田優衣だ。先制ゴールと決勝点の2ゴールを決めてみせた。今シーズンの城北はここまで、#9宮本萌未、#7尾崎緋菜(以上、開幕節)、#5村岡真実、♯11高橋海友(以上、第4節)と1試合2ゴールを決める選手が4人連続して登場している。決定力で昨シーズンとは雲泥の差だが、その流れに中田が加わったことで川監督の言う「残り4試合、リーグを全勝で終える」との目標がリアル感を増してきた。そのためにもフィジカルを中心とした課題の克服が喫緊のテーマとなる。ここからが監督の腕の見せどころだ。

 

ドリームフットサルパーク/ポルコ。ここまで1勝にとどまっているが侮れない相手だ。

 

バジェーナブランカ城北レディース。2戦2勝と好調でこの試合に臨んだ。

 

康裕(かわさき やすひろ)監督

 

自分たちでリズムを崩し苦しんだ試合

Pivo! 試合後の第一声として監督は、
「今日はゆい(#14中田優衣)がやってくれました! 
ただ、内容は最悪。
負けに等しいゲームでした」
と語っている。
確かに中田の先制ゴール後、城北は珍しくオフェンスエラーを頻発し自ら墓穴を掘ったことからディフェンスに追われ自分たちで試合を苦しくしてしまったが、でも、最後まで踏ん張ってつかんだ貴重な勝利。「負けに等しいゲーム」はどこを指しているのか。

(残り 2447文字/全文: 3357文字)

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