無料記事［Fリーグ2016/2017第９節］ぺスカドーラ町田・岡山孝介監督「大阪のプレッシャーもあるし、力が出し切れなかった自分たちの責任でもあると思います」（2016/8/12）

2016年08月12日 9時17分　
カテゴリ： Fリーグ2016/2017 • ★無料記事
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SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第９節
シュライカー大阪　５-３　ペスカドーラ町田
2016年８月10日(水)　大阪市中央体育館　観客数：1,864人
［得点経過］
1-0　00分22秒　大阪　12 小曽戸允哉
2-0　07分58秒　大阪　11 チアゴ
2-1　11分16秒　町田　３ 森谷優太
3-1　13分19秒　大阪　11 チアゴ
3-2　16分54秒　町田　９ 横江怜
4-2　19分17秒　大阪　10 ヴィニシウス　※第２PK
4-3　39分23秒　町田　７ 金山友紀
5-3　39分51秒　大阪　11 チアゴ

５位のシュライカー大阪と４連勝中で２位のペスカドーラ町田の試合。
ぺスカドーラ町田は５連勝をして、首位フウガドールすみだに迫りたかったところであったが、１点差と迫ったかと思うとすぐに２点差と引き離されるという状況でゲームは常にシュライカー大阪にリードをされる展開となった。
岡山監督も非常にデータを重んじ徹底的に研究をする監督であり、木暮監督との高次元でのスカウティング合戦でもあったこの試合は大阪に軍配が挙がった。
記者会見で岡山監督、キャプテンの金山選手は次節と次のシュライカー戦での勝利を誓った。
ぺスカドーラ町田は14日（日）にバサジィ大分との試合とハードなスケジュールの中、上位との対決が続く。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

以下は、
岡山孝介監督と金山友紀選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

岡山孝介監督
「お疲れ様です。少しミスが多くて町田らしい攻撃を出すことができなかったです。このように負けてしまい、悔しい思いしか残っていないです。ただ、今選手たちと話しましたが、次に向けて強い気持ちを持っていますし、次こそはもっといい試合をして絶対勝てると思っているので、１回リフレッシュをして、次は必ず勝ちたいと思います｣

金山友紀選手
「思うような結果は得られなかったですけど、リーグはまだ続きますし、同じ相手と３回戦う。あと２回戦うので次は絶対勝ちたいと思います」

以下は質疑応答となる。

Ｑ：後半は町田が押し込んでいる時間帯もありましたが、なかなか点が奪えずにゴールが遠い印象でした。ミスが多かったというコメントもありましたが、足りていなかった点があるとすればどのような点ですか?

岡山：今日に関してはいろいろあります。サポートの質もよくなかったですし、ボールを離すタイミングもよくなかったです。相手がピヴォへのパスラインを切ってきたとき、その後の判断もよくなかったですし、いつもだったら、体で覚えたことを流動的にできているところが連戦の疲れなのか、出せなかったのが１つです。ただ、その時間帯はかなり攻め込めて決定機までいけていたので、その時間帯に関してはよかったですが、その時間は短かったですし、負けるべくして負けた試合だったと感じてます。

Pivo!：スコア的に常にリードされていて、主導権を大阪に握られやすい状況であったと思います。ハーフタイムでの指示であったり、後半変化をつけようとした部分はどういったものですか？

岡山：大阪も決してすごくパス回しであったり、思うような攻撃ができているわけでもなかったと思います。ボールの奪い方というところを強調して、プレッシャーをかけて前で奪うときに、どうやって前に選手を残すかということを話をして、攻撃に関しては、今いったみたいにオートマティックにもうちょっとできるように抜けるタイミングであったり、サポートの質であったりとかを確認して後半に臨みました。

金山：前半は移動の疲れなのか、体が思うようにいかない中で、後半は監督が話していた部分が必ず解消されるという話でディフェンスの部分は前半よりも前に行けていたと思いますし、相手もロングボールを蹴り込んでくるシーンはほぼなかったと思いますし、そういった部分が前半からできていたらまた違っていたとは思います。大阪は外国人トリオのラインが心臓だと思うので、そこをつぶしに行くというところを前半にもっともっとやらないといけなかったと思いますし、後半はそこにいいボールを供給させない。後ろもしっかり戦っていいポジションを取らせない部分でそこは修正できていたと思いますが、それ以外のところでは課題の残る試合でした。

Pivo!：先ほどの質問でもあったように後半押し込むシーンもありました。ボール回しでリズミカルにボール回しをし、リズムをつかみかけている瞬間も何回かあったように感じました。ただ、そういった中でもパス１つ１つがずれていたシーンもあったと思います。それはシュライカーのプレッシャーの強さも作用していたのでしょうか?

岡山：確かにプレッシャーもあるとは思います。でも、もっとできる選手たちなので、大阪のプレッシャーもあるし、力が出し切れなかった自分たちの責任でもあると思います。