[Fリーグ第7節]ペスカドーラ町田・関野淳太監督「今シーズン一番よくない試合だった」(2014/8/9)
試合後の記者会見に臨んだ関野監督(写真右)と滝田キャプテン。
Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第7節
ペスカドーラ町田 2-2 湘南ベルマーレ
2014年8月3日(日)17:00Kickoff 町田市立総合体育館 観客数:1,083人
[得点経過]
0-1 10分04秒 湘南ベルマーレ 18 小野大輔
1-1 11分06秒 ペスカドーラ町田 10 狩野新
2-1 23分10秒 ペスカドーラ町田 21 出浦知弘
2-2 25分22秒 湘南ベルマーレ 11 内村俊太
2試合連続ゴールを決めた狩野。ゴールパフォーマンスは控え目だった。
▼勝ち切れなかった悔しさを言葉に
会見冒頭に、「試合を振り返って」と司会に促されて出席者が試合の感想を語る部分がある。その部分に関していうと、ある意味、ショッキングな記者会見だった。まず関野監督が「今シーズン一番よくない試合だった」と断言すれば、滝田キャプテンは「名古屋以外に勝ち点3を取れないのはマイナス面が大きい」といった。なんと刺激的な発言だろう。自分たちが負けたのならいざ知らず、引き分けたのだ。自分たちのことを語っているようでいて、対戦相手を傷つけかねない危険性に満ちている。勝ち切れなかった悔しさを、これほど赤裸々に言葉にした会見も珍しいのではないか。そんな気がした。いっそのこと毎回こうして本音を吐露し、ぬるま湯につかってる感を排し、シャキッとしたコメントが情報として拡散していったら、Jリーグとプロ野球という、日本の二大スポーツをも凌駕する“スポーツ会見文化の発信源”にFリーグがなっていくのではないか。その結果、“Fリーグってコメントもカッコいいよね”っていわれたらいいと思う。そんなことに気づかせてくれた会見だった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
好調を維持する出浦。後半3分に勝ち越しとなるゴールを決めた。
■監督会見
(試合を振り返って)
▼どうしても勝ち点3が欲しかった
関野監督 他のチームの結果も含めてもそうですし、ホームゲームっていうこともそうですし、いくつかの要素において、どうしても勝ち点3が欲しかった試合だったんですけども、残念ながら引き分けということで。まぁ、最低限の勝ち点1っていうのは取れたと思うんですけども、僕らが望んでいるのはそこじゃなくて、勝ち点3だったんで、そこが達成できなかったことは非常に残念に思います。ゲームの内容というか、入りから最後のところまでを、僕が外から見た印象でいうと、もしかしたら選手たちはそういうふうに感じてるか分かんないですけども、今シーズン開幕したリーグ戦の中で、一番よくなかったかなという印象を受けて。
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