デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ第28節総括]1位争い終戦。4、5位争いは一段としれつに!(2015/1/19)

image最終盤の台風の目になるか、府中。

 

伊藤大分監督が終戦コメント

Fリーグ2014/2015シーズンのリーグ1位争いは事実上、終戦した。27節のアウエー北海道戦で勝利した大分の伊藤監督が試合後の会見で、以下のとおり終戦コメントを発した。当サイトの北海道特派員Tのマッチレポートから転載する。

「(プレーオフ進出へ向けて上位との差を縮めるにはどういったことが必要か、との問いに対して)正直にいって、現時点で首位でプレーオフに行くのは不可能だと思います。残り6試合で勝ち点6離れていて、名古屋が過去、6試合の中で3試合落としたことはないですし、彼らの今の状態を見ても、自分たちが仙台(23節)そして名古屋(24節)に負けた時点で1位で突破するっていうのは正直不可能だと思っています。ただプレーオフに行くにあたって、昨年は名古屋との勝ち点が21離れた状態で行きましたので、勝ち点21も離されたチームと最後一発勝負して、勝ったチームが、はい優勝ですというのもあまりにムシのいい話だと思いますので、今年はそういう意味でも、プレーオフは真のチャンピオンを決めるクオリティのある大会だというのを維持させるためにも、勝ち点を離された状態ではなく、残り6試合をしっかりと戦いたいと思います」

極めて現実的な判断といっていいだろう。
1位を狙って無理をするよりもプレーオフに向けて着実にチーム力を整備•向上させて2季連続プレーオフFinalRound進出を果たし、今度こそチャンピオンに!という強い意思が込められていると見た。

名古屋を追走するもうひとつのチーム、浦安は米川監督や選手が、“リーグをおもしろくしたい!”という一念から奮闘。27節にホームに名古屋を迎え、勝利すれば勝ち点3差に迫る状況をつくり出すものの、敗戦。逆に勝ち点差が9と開く結果となり、事実上の終戦を迎えた。

(残り 2240文字/全文: 3018文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ