[関東女子2023優勝選手インタビュー]8月のタパジーダ戦のゴールは自信につながった!(バルドラール浦安ラス・チュラス #4 鈴江紗希)
2023年12月16日(土)北区・滝野川体育館
(PHOTO、TEXT・山下浩正)
バルドラール浦安ラス・チュラス。
バジェーナブランカ城北レディース。
シーズンを通して成長していく姿
特徴のある選手が多いラス・チュラスの中でも、ボーイッシュなルックスと性格で知られる俊足アラといえば、鈴江紗希(32歳)。シーズン序盤は自分の役割を「仲間のために走ったりとか、仲間のフォローに入るとか、仲間のためにスペースをつくるとか。とにかく走ること」に徹してきたが、夏のある試合をきっかけに「ゴール」という自信にもつなげている。そして自身4点目となる最終節のゴールで積極性を形で示した。シーズンを通して注目してきたベテランがシーズンを通して成長する姿がうかがえるインタビューとなった。
(写真はここから第4節のものを転載しました)
第14回関東女子フットサルリーグ2023 Powered by PENALTY 最終節
バジェーナブランカ城北レディース 2-4 バルドラール浦安ラス・チュラス
[得点経過]
0-1 04分06秒 浦安 #8 鈴木里歩
1-1 19分52秒 城北 #30 有田佳奈
1-2 22分50秒 浦安 #8 鈴木里歩
2-2 23分03秒 城北 #4 片山理夏子
2-3 28分22秒 浦安 #4 鈴江紗希
2-4 30分44秒 浦安 #22 澁川鈴菜
仲間のために走ることが自分の役割
Pivo! リーグ優勝おめでとうございます。
今の気持ちを教えてください!
鈴江 ありがとうございます。
今の気持ちは、もう、素直にうれしいですね。関東リーグ今年初めてで去年まで都リーグだったので。で、関東リーグに挑戦できて優勝までできたのですごくうれしいです。仲間とスタッフ、いつも応援してくださる方たちのおかげです。
Pivo! シーズンの初めに話を聞いたときに、「昨シーズン初めころよりインサイドのトラップ少なくなりました」と謙虚に語っていた。ところがシーズンインするとベンチで若い子に局面での動き方をアドバイスしている。プレーの内容を見ても、ボール保持者の傍らからヘドンドして相手ディフェンスを混乱させ、ケブラからブロックに回って味方のフォローをしたりと内容の濃い動きを見せていた。
鈴江 ありがとうございます。チュラスのみんな1対1というかそれぞれ個人技のある選手が多いので。自分に何ができるかなっていったら、仲間のために走ったりとか、仲間のフォローに入るとか、仲間のためにスペースをつくるとか。とにかく走るっていうことが一番自分にできることかなって思ったんで。そこを、監督の戦術とかへの理解を深めながらできたらいいなと思ってこの一年やってきたのが少しずつ少しずつ、全然まだまだですけど、身についてきたのかなとは思います。
Pivo! ボール保持者へのフォローという意味ですばらしいなと感じた。
鈴江 ありがとうございます!
Pivo! 仲間のためにという姿勢がよくうかがえた。
鈴江 いや、うれしいです。
(残り 1434文字/全文: 2715文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ