1stセットの変更が成功し先制点が奪えた!(アニージャ湘南 小野直樹監督)[関東女子第12節]
#8加藤伊吹は3試合ぶりにチームに先制点をもたらした!
2022年10月16日(日) 常総市水海道総合体育館
(PHOTO、まとめ・山下浩正)
アニージャ湘南。リーグ3連覇のかかる試合に臨んだ。
カフリンガボーイズ東久留米。「2勝して残留」のはずが7勝してリーグ2位につける大飛躍!
第13回関東女子フットサルリーグ2022 Powered by PENALTY 第12節
カフリンガボーイズ東久留米 2-3 アニージャ湘南
[得点経過]
0-1 02分41秒 アニージャ #8 加藤伊吹
0-2 03分13秒 アニージャ #14 松木里緒
1-2 10分58秒 カフリンガ #17 豊川季絵
1-3 28分25秒 アニージャ #14 松木里緒
2-3 36分01秒 カフリンガ オウンゴール
ELEVENSPORTS
https://elevensports.com/view/event/cl8j02tcuxw2w0ja682qghz06?src=CPT_EL
試合開始直後から「得点能力の高い」2ndセットに指示をする小野監督。
開始2分足らずで交代出場する2ndセットはこのあと期待どおりの働きをする。
ピッチに立っておよそ10秒後の2分35秒、加藤が相手のパスをカットしカウンターのカウンターを仕掛ける。カフリンガはまだ1stセットのままだ。
ボールを運ぶ加藤。その前をボランチ風の動きで相手の裏をとる#14松木里緒。
加藤はその松木にパスをつけてゴール前へと抜ける。
受けた松木は絶妙のタイミングでゴール前へスルーパスを入れる。
これを加藤が押し込む。待望の先制点は現在リーグ得点ランキングを独走中の松木と昨季の得点王 加藤という豪華なコンビから生まれた。
先制点からおよそ1分半後、松木(前列左から2人目)がチーム2点目を決めた。
2試合連続で開始3分間にセットプレーから失点
無敵のアニージャ湘南(以下、アニージャ)に最近ある“変化”が兆していた。
第9節ドリームフットサルパーク/ポルコ(以下、ポルコ)戦と、第11節ヴィエントFC戦の試合開始3分間にそれは起こっている。何かというと、前者は開始1分8秒、後者は同2分23秒に、いずれもセットプレーから先制されているのだ。アニージャはヴィエント戦まで開幕から8連勝し破竹の快進撃を見せてきたが先制されたのはこの2試合のみ。そしてこの2試合とも逆転勝ちを収めている。だが先制されればそれが決勝ゴールとなる危機もはらんでいる。無敗を目指すアニージャにとって許されないことだ。
迎えたカフリンガボーイズ東久留米(以下、カフリンガ)戦。バリエーションあふれるセットプレーとカウンターアタック中心の攻撃が好調でリーグ2位につけているチームに同じように先制を許すことがあればこの試合を勝って決めたいリーグ3連覇に黄信号がともりかねない。そこで小野直樹監督はその危機的変化を解消する策を練ってきたという。その策とは一体なんなのか? 詳細を聞く前に試合開始となり監督は、「(対策が)的中するといいんですが」、そう言って試合に臨んだ。僕は、カフリンガ戦で感じたままを小野監督にぶつけた。
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