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勝ったもののトータルでみるとまだまだダメな試合、ひなともえに救われました!(バジェーナブランカ城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第1節]

この日自身1点目を決める城北の#7尾崎緋奈。この選手の特徴は厳しいディフェンスから相手ボールを奪ってゴールを決め切る力だ。

 

2021年6月12日(土) 府中市総合体育館  
(PHOTO、TEXT 山下浩正)

 

第12回関東女子フットサルリーグ2021 Powered by PENALTY 第1節
タパジーダ世田谷 2-4 バジェーナブランカ城北レディース
[得点経過]
0-1 02分22秒 城北 #9 宮本萌未
1-1 09分00秒 タパジーダ #31 城倉有希  
1-2 10分52秒 城北 #7 尾崎緋奈
2-2 28分42秒 タパジーダ #10 千葉沙也佳
2-3 38分20秒 城北 #9 宮本萌未
2-4 39分36秒 城北 #7 尾崎緋奈

 

パジェーナブランカ城北レディース。昨シーズンの開幕戦と同じカードで真逆の結果を勝ち取った。

 

対戦相手のタパジーダ世田谷。

 

タパジーダは畠中亮輔新監督のデビュー戦でもあった。

 

先行する城北をタパジーダが2度も追いつく展開

非常事態宣言下での関東女子フットサルリーグ2021、開幕節は去年と同じく「無観客」で開催された。全4試合と同様この第2試合のタパジーダ世田谷とバジェーナブランカ城北レディースも十分な練習と準備ができない中で試合に臨んだ。しかし、試合開始のホイッスルが鳴ると同時に試合は熱を帯び先行する城北をタパジーダが2度も追いつくスリリングな展開となった。選手とスタッフ全員とが全力で戦った試合を城北・川監督の視点で振り返ってもらった。

 

「撃てるときにはダイレクトでも撃とう」

Pivo! 開幕戦勝利おめでとうございます!

川﨑 ありがとうございます。

Pivo! 監督が開幕直前のインタビューで応えてくれたとおり、副キャプテンの#4片山理夏子率いる1stセットはクアトロ(4:0)でポゼッション重視、#2木村穏キャプテンの2ndセットは3:1のピヴォ攻撃でゲームに入った。去年はなかった固定の3:1セットを新設した狙いとゲームプランはどこにあったのか。

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