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南米の熱い血と切り替えと!(KELアミーガス コーチ jonathan)[北区リーグ]

 

2021年6月6日(日) 北区滝野川体育館  
(PHOTO、TEXT 山下浩正)

 

短期間で大きく変ぼう

2年間で1勝しかできなかったチームが日系ペルー人コーチ、jonathan(ジョナタン)の加入によって数か月間で大変ぼうを遂げつつある。そのチームは「KEL(ケル) アミーガス」。舞台は、北区フットサル連盟が主催する「北区リーグ」。関東女子リーグや東京都女子リーグなど格上のチームを相手に3勝1敗と大健闘。主戦場の千葉県女子リーグ第2節(アミーガスの開幕節)でも、「クラブができて5年間勝つことができなかったチームに見事勝つことができました」。ディフェンスを主体としたコーチングメニューとその手法は極めてシンプルだが、jonathanコーチ流「南米の熱い血」が選手の背中を押しているのだった。

 

KELアミーガス(千葉県女子リーグ)。

 

南米の熱い血がコーチングを支えている!

Pivo! 今年のKEL(ケル)アミーガスは何かが違う。

jonathan そうですか?

Pivo! あなたはコーチとして去年もいた?

jonathan あ、僕はもともと関東リーグのエムエム(FCmm)ってチームで監督もやってて。ただ今年、あかちゃんが産まれたので今年いっぱいエムエムは休みにしてるんです。で、千葉県女子リーグに所属しているKELアミーガスでやってる監督やコーチはもともとの友人たちで、誘われたときにみんなの魅力にひかれて今コーチとして正式登録してやらせてもらってます。

Pivo! それが今年から?

jonathan 今年から、ちょうど2か月前の4月から。

Pivo! 熱いコーチングだ。見ていて気持ちが伝わってくる。

jonathan ありがとうございます。多分、南米の血がそうさせると思います(笑)。

Pivo! そうなの?

jonathan そうなんです。お父さんが南米のペルーで、お母さんが日本人で。

Pivo! じゃ、森岡薫選手と同じ?

jonathan あ、そうです、そうです、日系ペルー人です。

前への推進力が去年とまるで違う!

(残り 3458文字/全文: 4318文字)

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