［Fリーグ2016/2017第10節］ぺスカドーラ町田・滝田学選手「フィクソとして、攻撃もできる守備もできる日本人の代表になることを目指しています」（2016/8/15）

2016年08月15日 19時52分　
カテゴリ： Fリーグ2016/2017
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SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第10節
ぺスカドーラ町田　４-２　バサジィ大分
2016年８月14日(日)　町田市立総合体育館　観客数：1,252人
［得点経過］
0-1　05分02秒　大分　15 森村孝志
1-1　14分29秒　町田　11 室田祐希
1-2　21分54秒　大分　15 森村孝志
2-2　31分55秒　町田　８滝田学
3-2　37分53秒　町田　８滝田学
4-2　39分29秒　町田　３森谷優太

滝田学選手によると、シュライカー大阪戦後にぺスカドーラ町田（以下町田）は森岡薫選手発信でミーティングをし、「全員で、誰が出るとかではなく、とにかく勝ちを目指して、全員でやるしかない」とまとまっていたのだという。「ミーティングのままの姿勢で、後半劣勢に立たされてもできました」とのことで、今節は「展開的には厳しかったが、負ける感じも、あきらめる感じもなかった」。
それでも、「攻めの内容はよくなかったですし、あまりやりたいことはできてなかったです。けど、今はそこではないかなと。今は練習でどれだけ頑張って、オートマチックにして、無心で試合で出せるかです。相手をつぶしにいくような気迫、気持ちでやれればいいかなと思います」と滝田学選手は語った。
今節は滝田学選手が２ゴール１アシスト。前半残り５分のタイミングで滝田選手のコーナーキックから室田祐希選手が強烈なボレーシュートを決め、町田は同点に追いつき、試合を振り出しに戻し、１-１で前半を折り返す。
後半になり、またしてもバサジィ大分に勝ち越されてしまうが、後半残り８分という場面で同点ゴールを決める。反転してからのシュートであった。そして、試合残り２分強で滝田選手は勝ち越しのゴールを決める。右サイドの角度のない位置からゴール左斜め上を突き抜いた。ボールはホップしていき、コースも強さも完璧で誰も取れないシュートであった。
このゴールで滝田学選手は今シーズン６ゴールとなった（得点ランキング10位）。
８節のフウガドールすみだ戦に続いて、滝田学選手の決勝ゴールがチームを勝利に導いた。７節のアグレミーナ浜松戦は森岡薫選手との連携が光っていた。
滝田選手自身は今シーズン20ゴールを目標に掲げている。昨シーズンは11ゴールであったが、シュートの精度も非常に高く、勝負どころでゴールを決めていた。
キャプテンの金山友紀選手はプレーオフ１stラウンド後のインタビューで「滝田はうちではディフェンスで一番の信頼を置いている選手です」と語っていた。間違いなく攻守ともに現在チームを支えている滝田学選手。滝田選手自身のゴールのみならず、森岡選手・室田選手、それから、金山選手・中井選手へのアシストというところも今シーズン期待したいところだ。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

写真は後半２-２となったシーン。トラップをしてすぐの反転シュート。

写真は前半１-１となったゴール後。滝田選手のコーナーキックから室田選手が鮮やかにボレーを決める。

ヒーローインタビューは滝田学選手。

サポーターの元へ向かう滝田選手

以下は滝田学選手のインタビュー。

Pivo!：「たまたま点が獲れましたし、点を獲れたのうれしいですけど、勝ったほうが大きい」と今日ゴールを決めれたのはたまたまとのことですが、２ゴール１アシスト。今日はチームを勝たせたというところがあって、今シーズンそういう試合が多い印象があります。

滝田：たまたまいたといえばいました。けど、全員でハードワークできたからこそ、そこのポジションに行けたのもあるし、コーナーキックに関してはもうちょっといいボールを配給しないといけないと思っています。（室田）祐希が決めてくれたのはよかったです。その後に（森岡）薫くんに出していたコーナーキックもずれていたし、そこはクオリティーを上げていかないといけないですし、上げたらもうちょっと点獲れると思います。

Pivo!：シュートの精度は年々上がっていますね。

滝田：相当練習はしています。頑張ります。

Pivo!：今シーズンの目標は20ゴールということですが、それ以外の個人目標としては?

滝田：フィクソとして、攻撃もできる守備もできる日本人の代表になることを目指しています。それを目指しているうえで大阪戦はほんとうに不甲斐なかったですけど、そこは目指しています。

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