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無料記事[Fリーグ2016/2017第8節]フウガドールすみだ・須賀雄大監督「さらにチームとしてレベルアップしていかないとトップに立っているのは難しいと思っています」(2016/8/7)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第8節
ぺスカドーラ町田 3-2 フウガドールすみだ
2016年8月6日(土) 町田市立総合体育館 観客数:1,440人
[得点経過]
1-0 08分40秒 町田 13 中井健介
1-1 11分29秒 すみだ 77 ボラ
2-1 22分36秒  町田 11 室田祐希
2-2 29分57秒 すみだ 77 ボラ
3-2 35分14秒 町田 8 滝田学

 

フウガドールすみだは6連勝の後に引き分け。今節は3位のぺスカドーラ町田を相手にし、今シーズン初黒星を喫してしまう。
前節のバサジィ大分戦後、当サイトの「引き分けに関しては悲観していませんか?」という質問に対して、須賀監督は「悲観はしていません。これがずっと続いていけば悪い状況ですが、大分は大阪に勝っていて、名古屋に引き分けているチームで当然ポテンシャルの高いチームですから、その中で課題もはっきりし、勝てた道筋も見えた引き分けだったのでそういう意味ではポジティブにとらえています」と語ってくれた。
今節試合後の記者会見では試合の振り返りでの「いろいろな収穫はあった試合」「次の試合で連敗しないというところ、勝ち点3を取るということに関しては明確な目標ができたと思っています」と試合のみならず、試合後も切り替えの早さを見せ、そして、ポジティブに目標を立てている。次節以降の巻き返しに期待したい。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は、
須賀雄大監督諸江剣語選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

須賀雄大監督
「お疲れ様でした。まず、前半、町田のプレスに苦しんだのですが、そこの部分がもう少しよくなればいいなという意識で後半修正をして、そこに関してはある程度うまくいってたかなと思っています。勝ちを意識するのですが、通年戦っていく中で、さらにチームとしてレベルアップしていかないとトップに立っているのは難しいと思っているので、そういう意味で負けたことは本当に悔しいですけど、いろいろな収穫はあった試合だったなと思っています」

 

諸江剣語選手
「相手のストロングポイントをうまく消しながら戦えていたのかなと思っていましたが、少ないチャンスだったり、シュートのこぼれ球であったり、今日はその形で2点決められていますが、そこへの反応の早さであったり、相手のほうがうわてだったのかなという印象です」

 

以下は質疑応答となる。

Q:町田に対して少し苦手意識を感じます。通算成績を見ても分が悪いような気がします。その点に関しては?

須賀:苦手意識というのは結果として成績に現れているので、意識というよりも苦手といっていいのではないかなと思います。成績上負けているので苦手だと今日、改めていっていいのだと思います。1つは、イゴール選手の存在が正直大きいです。全員いい選手ですけど、彼のようなゴレイロと日常、サイズ感を含めて練習していないので、そこの部分で、見えないプレッシャーがあるのかなと思っているので、そこに関しては1つポイントなんじゃないかなと思います。

Pivo!:1位と3位の上位対決で非常に大切な試合であったと思います。前節の試合の結果を含めて、どのような気持ち、プランで試合に臨みましたか?

須賀:試合に臨む時は2つポイントがあると思っています。1つは、自分たちのストロングポイントを出すこと。2つ目は相手のストロングポイントを研究して、消していくこと。この2つの準備があると思っています。町田のストロングポイントは、ボール回しからの攻撃。背後に出てくるスピードだったり、バリエーションも1つの売りだと思いますし、セットプレーも非常に精度が高いので、そういったところの精度を上げてやっていきました。逆に自分たちのストロングポイントである自分たちの攻撃に関しても準備はしていますが、そこは相手というよりは自分たちのよさを出すことを大事に考えているので、自分たちのよさをしっかり出すコンセプトのもと、しっかりトレーニングをしてきました。

Pivo!:ボラ選手の出場時間が長かったです。前節の感じですと、正直そこまで出ないのかなと思っていました。長かったのは単純に練習のできがよかったからですか? それとも、町田に去年いて町田のことはよく知っているという意味も含めての起用でしたか?

須賀:ボラの件です。練習でよかったから試合で出場時間が増えている。それだけの話です。

Q:6連勝から引き分け、負け。今のチームの状況とこれからどうされるのか?

須賀:連敗というのは上位にいるためにもしたくないと思っています。引き分けということに関してはひとつ置いといて、次の試合で連敗しないというところ、勝ち点3を取るということに関しては明確な目標ができたと思っています。改めてやることが明確になって、チームが逆にまとまると思っています。次の試合、改めて、ビッグマッチだと思って臨みたいと思います。

Q:イゴールの存在が町田対策にありました。その辺のできとボラの投入はイゴール対策に関わってきたのか。

須賀:セカンドポストに走り切るという意識はハーフタイムでもひとつポイントにあげましたが、そこの部分がもっと出てきてもいいかなというのが正直な感想です。そこに関しては全員が足元で受けられる技術がある選手だと思いますが、その中での献身性というところで、それぞれが足元だけでなく相手の背後に行って脅威になるポジショニングを取っていくというのがすごく大事なところだと思うので今後、改めて精度を上げていきたいと思います。ボラに関しては特にそういうのは意識せずに彼自身のクオリティーがしっかり練習で証明してくれたので前節より出場時間が延びたという形なので、特に相手がどうこうというわけではないです。

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