デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ第22節]湘南ベルマーレ・横澤直樹監督「第3クール全11試合で、10勝しないとプレーオフに行けなくなった」(2015/10/7)

1_横澤監督試合後の記者会見に臨んだ横澤監督。「初めてFリーグを開催する秦野市で勝ってフットサルのすばらしさを伝えたかった」と頭を抱えた。

 

2_地元秦野市による盛大な歓迎セレモニーが2,000人を超す観客を集めた秦野市総合体育館。試合を前に地元の団体による盛大な歓迎セレモニーが行われた。ホームの湘南は勝たなければいけない試合だった。

 

3_植松が一矢を報いた湘南は、高校生Fリーガー植松が一矢を報いた。日本代表候補合宿に初招集されたばかりの17歳は右サイドでマーカーをかわすと遠目からシュートを撃ち相手GKイゴールの右肩口を射抜いた。

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016 第22節
湘南ベルマーレ  1-7 ペスカドーラ町田
2015年10月4日(日)秦野市総合体育館 観客数:2,020人

 

5勝6敗と第2クール勝ち越しならず

第2クール勝ち越しを目指して戦ってきた9位の湘南は、前節で4位のすみだを倒し5勝5敗の相星とし、同クール最終戦で2位の町田戦に臨んだ。勝てばギリギリだが6勝5敗と勝ち越す。舞台はFリーグ初開催の秦野市。湘南は「フットサルの魅力を伝えるためにも絶対に勝つ」(横澤監督)決意で入ったが、結果は完敗。町田との力の差を痛感させられる一戦だった。試合後、疲労困憊の横澤監督にチームに足りない部分を中心に聞いた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

すみだと町田の差

秦野の会場で会った横澤監督の髪の毛は見事にそりあげられていた。そのスキンヘッドはいつから? の問いに「(20節の)神戸戦の前からですね。気合いの注入でもあるし、気持ちを入れ替えるのもあるしです」。監督業は想像以上に大変そうだ。さっそく試合の話を聞こう。前節のすみだ戦は勝利したが、勝因はどこにあったのか。
「前回の試合ですか? 前回の試合は、ディフェンスがうまくはまってくれたのと、うちはその狙いどおりに試合を運べた。そしてそれを選手が体現してくれたってことですよね。それが結果につながったんじゃないか。あと、決定力ですね。決めるところを決めて、守るところを守る、それができたからですね」

しっかりしたディフェンスからカウンターを仕掛けてゴールまでつなげた結果だと。それがすみだ戦にはできた、でも、今日はできなかった。
「そうですね。今日はもう、個々の能力のせいにしてはいけないと思うんですけど、もう少し正確なポジショニング? カウンターで正確なポジショニングをとるということ、それができてないってことですね。あと、ピヴォに当てたときに、そこに走り込む選手がどれだけいたかっていうのと、走り方とか。そこにも問題があったし」

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