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[アビリドーゾ3on3三人衆インタビュー]橋本圭悟「大会の雰囲気もいいし。こういうスタイル、新しい文化かなと思う」(2015/9/2)

4_橋本圭悟_2

 

大会名:Habilidoso 3on3 Special Pelada
会場:Habilidoso Futsal Park
http://habilidosofutsalpark.jimdo.com
開催日:2015年8月30日(土)

 

遊びの要素をふんだんに盛り込んだ「Habilidoso 3on3 Special Pelada」については前回の記事で報告したとおり。“本家”3on3天下一武道会がその名を知られたトッププレーヤーが技を競う場であるのに対して、アビリドーゾ3on3は、子供から女性から、ちょっとお腹の出た“青春のロマンよ再び”派はいうに及ばず、橋本圭悟や石黒裕二、宿本諒太といった天下一の優勝経験を持つほどの一流プレーヤーまで出場可能なのだ。それもこれも女子チームが守るのはバスケットゴールで、男性チームは「大」サイズゴールといったように、4つのゴールサイズと形状の違いが両者の実力差を一気に埋める。現にバスケットゴールは橋本たち一流プレーヤーですらついに一度も入れられなかった。動きの中から直径40cmほどのゴールに浮き球で決めるのは至難の技だ。でも、だからといってそれで得点の道が閉ざされたわけではない。ちゃんと別に、“本家”と共通する“股抜きで1点”ルールが設けられているのだ。このゲーム、実際に出場してみてどうなのだろうか。この大会の主役を張った三人衆に、新世代3on3の魅力について話を聞いた。
「もっと仕掛けろよ」「仕掛けないと何も起こらないぞ」。橋本圭悟の技のすばらしさは今更いうまでもないが、それに加えて、プレーしながら周りを刺激するトークが実におもしろい。Fリーグを引退してからスクール事業と指導に専念しながら磨きをかけている、彼ならではのもうひとつの“技”に違いない。試合の合間の短いインタビューになってしまったが、アビリドーゾ3on3に水を向けると橋本は「新しい文化」といった。大好きなブラジルで様々なフットボール文化に触れてきた彼らしい表現に思えた。ケイゴ、次はもっとじっくり話し合おう!!

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

石黒さんとは14年ぶり

Pivo! 石黒とコンビを組んだのは初めて?

橋本 石黒さんとは、オレが17くらいのときにボール蹴ってて。カンピーナスとかで。遊びのときに1DAYとか呼んでもらって。高校サッカーをすぐやめちゃったんで。森谷(Fリーグ・ペスカドーラ町田)とかと一緒に。だから石黒さんとは14年ぶりですね。

Pivo! 3on3天下一武道会で今や超人気者のケイゴだが、今回は新しいスポーツといってもいいpeladaに出てみて、どうだったか。

橋本 難しいですね。特にこのバスケットゴールは難しいです。でも、この大会の雰囲気はすごいいいと思うんですよね。出てる人も出てない人も楽しくワイワイ。すごいみんな和気あいあいとやれて。この大会は流行るんじゃないかなというくらい。

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