[Fリーグ第24節]エスポラーダ北海道・本田拓磨「応援してくれる親の前でたくさん試合に出たかったので移籍してよかった」(2014/12/14)
Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第24節
フウガドールすみだ 1-1 エスポラーダ北海道
2014年12月7日(日) 墨田区総合体育館 観客数:981人
[得点経過]
0-1 19分14秒 北海道 10 鈴木裕太郎
1-1 25分46秒 すみだ 3 金川武司
北海道の選手になろうと決意
「やめてください、そういう目で見るの(笑)」。これが、インタビューのために顔を合わせてすぐに「見れば見るほど、女の子みたいな顔してる」と語りかけた僕の言葉に対する反応だった。そういう目って…ま、それはさておき、本田拓磨。今季、シュライカー大阪から移籍するとすぐにレギュラーメンバーとして試合出場。172cm/57kgとスリムな体で、ご覧のとおりのマスクなのだが、見た目にごまかされてはいけない。ここぞというときにグイングイン! ドリブルで相手ディフェンスを切り裂くし、ピンチと見ればガシガシ体を当てるディフェンスでボール奪取する。そんな本田について事前に小野寺監督の話を聞いているので紹介しよう。監督はこういっている。「プレシーズンマッチのときは正直まだハマってなくて。エスポラーダのやり方、走るとか、頑張るってやり方に抵抗があったようだが、それでも彼自身、北海道の選手になろうと決意したとたんに、スイッチが入って、やんなきゃいけないだ、やんなきゃ出れないんだって分かってから懸命に努力した結果、今は一番いいんじゃないですかね」。頑張った結果が高い評価につながっているわけだが、そんな本田に、自身のプレースタイルなどについて聞いた。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
祐希がいないので仕掛けを多くした
Pivo! 見た目と違う“えぐい”プレーだ。
本田 いやいや。結果につながんないのは。
Pivo! しかし、持ったらドリブル仕掛けるね。
本田 う~ん、今日は(室田)祐希も累積でいなかったんで。そういう面でちょっと仕掛けを多くしたいなと思ってたんで。そん中でポストに嫌われちゃった場面もあったので。
Pivo! あったね。
本田 はい。そこで結果につながってれば、もう少し流れが変わったのかなと。
Pivo! しかし、あれだけドリブルで仕掛けると相手も前に出にくくなってくるし。
本田 そこでもう少し起点つくれてれば、(水上)玄太くんとかにもボール当てやすくなったので。
Pivo! チームのアクセントになるという役割は明確に意識しているか。
本田 そうですね。ま、でも、祐希と(鈴木)裕太郎くんが同じセットにいたときにはボール持ってくれるんで。逆にそういうときには後ろでボールさばいてバランスとりながらという形が多くなっています。
Pivo! 顔ぶれによって臨機応変にということか。なかなか、幅の広いプレーをする。
本田 いえいえ(笑)。周りがいいんで、はい。
体を当てにいくタイミング
Pivo! 小野寺監督に先ほどキミに関するコメントを求めたら、「(フウガドールのエース)太見選手のようながっちりしたピヴォにも体負けしないようになってきた」といってたが。
本田 まあ、自分、フィジカルが弱いほうなんで。
Pivo! 弱いの(笑)!?
本田 いい距離感保ちながら、相手のプレーさせないようには気を遣ってやってます。
Pivo! 体を当てにいくディフェンスとかを見てるとフィジカルが弱いようには見えないが。
本田 ま、ちょっと、タイミングとかを意識しながらやってます。
Pivo! なるほど、タイミングがあるんだ。いいところで当てにいくと、そんなにゴリゴリの体じゃなくても。
本田 そうですね(笑)。相手のバランスが崩れればいいので。
相手エース8太見対18フィクソ本田の1対1の戦いがこの試合何度も見られた。本田は絡みつくようなディフェンスで太見に前を向かせなかった。
(残り 2075文字/全文: 3650文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ