[Fリーグ第33節]湘南・相根澄監督「このタイミングでの負けというのは本当に悔しい」(2014/2/5)
試合後の記者会見で、落胆の色を隠せない相根監督と市原キャプテン。「まだ残り3試合あるということで、そこに向けてやっていきたい」と監督は懸命に気持ちの切り替えに勤めていた。
Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー 第33節
府中アスレティックFC 3-1 湘南ベルマーレ
2014年1月31日(金)19:30 府中市立総合体育館 観客:1,477人
[得点経過]
1-0 17分52秒 府中アスレティックFC 32 皆本晃
1-1 19分55秒 湘南ベルマーレ 10 ボラ
2-1 36分8秒 府中アスレティックFC 10 山田 ラファエル ユウゴ 第2PK
3-1 39分8秒 府中アスレティックFC 99 ダンタス
大きく崩壊した必勝プラン
ボラとクロモトの“ダブルパワープレー”という奇襲で町田をろうばいさせ会心の勝利につなげた31節の段階で相根監督にはリーグ最終盤に向けた明確な必勝プランがあった。“この勢いに乗って次節ホームで北海道を撃破する。そしてそれに続く府中との2連戦(33・34節)に勝って府中との順位を逆転すればプレーオフ進出が見えてくる”。しかし相手の周到なパワープレー対策の前に北海道に敗れ、いきなりプランの修正を迫られると「浦安さんと府中さんが一緒にこけてくれたのが、せめてもの救い」と語るしかなかった。しかも、あろうことか、第3クール最終節以来6連敗中、ということは、2014年に入って未だ未勝利の府中との初戦も落とすに至って「このタイミングでの負けは本当に悔しい」と肩を落とした。「気持ちの入った戦いを見せることができた」と監督はいったが試合中から湘南に敗色は濃く漂っていた。
前半から自ら上がってパワープレーを仕掛け高速パスを繰り出したGKクロモトだったが、相手を脅かすまでには至らなかった。
不明瞭なチーム方針
湘南は、いつものとおり前半から正ゴレイロのクロモトを上げてパワープレーに出るつもりだったとみえて前半残り6分、前線の小野が何度かクロモトに上がるよう手招きした。しかし、クロモトはそれに応じなった。
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