小松竜一のフットサル戦術講座 vol.6「3:1システムの攻撃 (4)ワンツー(2014/2/3)
<図1>赤1が、赤4がワンツーで抜けていくためのスペースを作る。そして赤3が赤4にパスを出す。
前回までに3:1システムの攻撃で、パラレラとディアゴナルを紹介したが、これらの動きのようにいつもフィクソが前に抜けて行くことが効果的になるというわけではない。フィクソが前に抜けた瞬間にアラがボールを失うと、カウンターを食らったときにカバーが間に合わなくなるため、フィクソは前に抜けるならボール保持者のアラがプレスを受けていないか細心の注意を払わなければいけない。今回紹介するワンツーは、ボール保持者のアラは強めのプレスを受け、フィクソはマーカーの裏をとることが難しい状況で有効となる。
ワンツーのポイント
<図1>のように、まずは赤1が、赤4がワンツーで前に抜けて行くためにスペースをつくる。
<図2>赤3は赤4にパスしたあと、前へ抜ける振りをしてフェイクを入れ、赤4からのパスを受けワンツーを狙う。
<図3>もし青4が中を切ってきたら赤3はワンツーからパラレラに狙いを替える。
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