小松竜一のフットサル戦術講座 vol.18 4:0システムに対する守備(2)ダイヤのディフェンス(2015/2/26)
vol.16では、ダイヤのゾーン・ディフェンスに対して、4:0システムでどのように攻撃するか考察したが、今回は逆に、4:0システムの攻撃に対して、ダイヤのゾーン・ディフェンスでどのように守ればよいのかを考えたい。
鍵は最初の1対2
図1の基本の形では、ボール保持者の赤2と赤3に対して、守備側は青3一人で対応する形になっている。1対2で守備側が数的不利な局面である。
ここで図2のように、青3が不用意にボール保持者の赤2に突っ込んでいくと、赤2から赤3にパスを通され、一気に攻撃側有利の状況をつくられてしまう。
また、図3のように、青3が赤2から赤3へのパスコースを切ろうと勢いよく突っ込むと、青3は赤2に簡単にドリブル突破を許すだろう。
数的不利な状況での守備
原則として、図1のように守備側が数的不利な状況のときは、守備側は攻撃を遅らせるか、守備側が先に構えて、攻撃側が攻めてきたところを、パスコースを切ってボールに寄せていくのが基本だ。
(残り 1568文字/全文: 2016文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ