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【4月の月間順位表/J1編】月間首位ジュビロ磐田の原動力はジャーメイン良以上に守備の規律/無敗東京ヴェルディらと今後の予想

U23日本代表の死闘が続いた4月は、J1でも大きな変化の見られた月だった。前月月間首位だったFC町田ゼルビアから、今月月間首位を奪ったのは同じく昇格組のジュビロ磐田だった。おそらく月間MVPには10戦10発のストライカーFWジャーメイン良が輝く可能性は高いのではないだろうか。毎年のことだが、有力なスタメン格11人で勝ち切ることのできないリーグだとつくづく感じる。今年もまた、春の粧などを一蹴する暑さが4月中旬には到来し、3月末まで上着を着込んでいた日本列島から、各家庭に新年度のウキウキ感をふっとばすような慌ただしい衣替えを行わせるほどだった。気候的な影響もあるか、今季は一段と負傷者の影響度が強い。昨季ほど長期離脱者の確率は増えてこそいないが、各チームから想定不在期間のリリースどころか、負傷自体のリリース(とはいえ複数試合ベンチにもいない場合はやはり負傷の可能性は低くないだろうとは思うが…)すらないケースが増えてしまったため、断定も出来ない。U23日本代表に招集された選手はもうあと一歩、この記事がリリースされる日の深夜2時半からイラク戦に臨み、勝利すれば五輪切符を獲得する。そのU23アジアカップと同様に、今季のJリーグでは退場者も多く出ている。負傷者、代表招集、出場停止、連戦対応とスタメン11人+ベンチからの出場5人だけでは到底乗り切れなさそうなシーズンとなっている。
さて今日は、4月の月間順位表(以下有料部分に掲載)を元に、4月のピックアップポイントを振り返っていきたい。

●月間首位は3勝1分1敗9得点3失点のジュビロ磐田

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