逆転ゴールは、これを獲らないと流れを持ってこれないなと思って撃った!(甲府レジェンズレディース #8 一瀬葵夢)[全日本女子関東大会]
後半10分に逆転ゴールを決めた#8一瀬葵夢。
2024年1月8日(月・祝)富士見総合体育館
(PHOTO・なか、TEXT・山下浩正)
山梨県代表として出場した甲府レジェンズ レディース。
栃木県代表として出場したAmarelo/峰FC。
JFA 第20回全日本女子フットサル選手権大会 関東大会 1回戦
Amarelo/峰FC 2-4 甲府レジェンズ レディース
[得点経過]
1-0 1分 峰FC #8 坂本昌美
1-1 24分 甲府 #9 五味小暖
1-2 25分 甲府 #8 一瀬葵夢
2-2 27分 峰FC #8 坂本昌美
2-3 28分 甲府 #9 五味小暖
2-4 30分 甲府 #9 五味小暖
19歳の元気な選手に出会えた。甲府レジェンズ レディースの主軸で、山梨学院大学1年生の一瀬葵夢選手だ。試合は苦しい展開が続いたが後半に入り、監督の指示でもう一人の主軸と同じセットにくら替えすると、チーム2点目となる逆転ゴールを決め試合の流れを引き寄せる働きをみせた。それでも自身1ゴールは物足りないと悔しさをにじませるどんよくさも持ち合わせている。サッカーに比べてフットサルは立ち遅れが目立つ山梨県の「女子トレセン」ともいうべきチームで初戦勝利に貢献した主力選手に活躍ぶりをに聞いた。
前半、一瀬はフィクソのポジションから攻撃的なパスを前線に配給した。
甲府は前半、アマレーロのゴレイラ#15山下美幸の好守の前に無得点に終わるが、、。
24分、1-1とする同点ゴールを決めた#9五味小暖。五味は28分、30分にも決めハットトリックを達成した。甲府は後半序盤から主力の五味と一瀬を同じセットに置くローテーションを実施しこれが功を奏した。
アマレーロの#8坂本昌美は開始直後の先制ゴールに次いで27分にもゴールを決める活躍を見せた。
相手の攻撃を2点に抑え勝利に貢献した甲府のゴライラ#1大石奈々美。
開始直後に得意のロングシュート
Pivo! 初戦4-2での勝利おめでとうございます。まずは今の感想を。
一瀬 ありがとうございます。最初は1点獲られて、そのまま前半終えちゃって。結構焦ってたんですけど、後半は自分たちのペースでいけてなんとか勝ててよかったです。
Pivo! キミが触れてくれたように立ち上がり失点したがその後は押し込んでほとんど相手ゴール前でプレーしていた。
一瀬 なんか、シュート撃ってもキーパーがすごくうまくて。ま、自分たちのシュートのコントロールもちょっと悪かったんですけど。すごい相手のキーパーがセーブしててすごい焦りました。
Pivo! キミは、試合開始直後にピヴォがキックオフしたボールをロングシュート。久々に見たプレーで新鮮な印象を受けた。あれはサッカーでもよくやってるのか。
一瀬 はい、やってます! 自分は試合で結構ミドルシュートが得意で。多分威力があるほうなんで、ちょっと一回撃ってみようかなと思ってやりました。
Pivo! 惜しくもふかしちゃったけどいいシュートだった。
一瀬 まぁ、ちょっとふかしちゃったんで(笑)。決めれてればよかったですけど。
Pivo! それにしても、本来はフィクソの位置にいながらチャンスがあれば相手ゴール前に出て仲間とパス交換してディフェンスの裏を突いてシュートに行くシーンもあったが、プレーの幅が広い。
一瀬 ま、なんか、相手のウイークポイントを突いて、数的優位だったら結構ボールとかを回したりできるので、自分でボールにかかわろうという気持ちでやってました。
Pivo! 確か、相手ゴール右約7mの距離から強いシュートを撃ったシーンもあった。あそこはゴレイラにセーブされたが、高い位置に上がったときには必ずいいチャンスメークしていたし結構シュートを撃ってた。
一瀬 はい。でも、1点というのがちょっと悔しかったです。
Pivo! チーム関係者も「シュート数の割に効率が悪い」と嘆いていた。
一瀬 (笑)
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