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後半戦は昨シーズン同様セットプレーから得点シーンを増やしたい。(ヴィエントFC 柴崎直也監督)[関東女子第6節]

快勝の影の主役、がんちゃんこと#1小川まな美。「加入したときよりめちゃめちゃよくなっている」と監督も高く評価。

 

2023年9月2日(土)府中市立総合体育館
(PHOTO、まとめ・山下浩正)

 

ドリームフットサルパーク/ポルコ。

 

ヴィエントFC。

 

第14回関東女子フットサルリーグ2023 Powered by PENALTY 第6節
ヴィエントFC 6-1 ドリームフットサルパーク/ポルコ 
[得点経過]
1-0 00分31秒 ヴィエント #12 国場茉麻
2-0 05分54秒 ヴィエント #15 水野江美
3-0 10分09秒 ヴィエント #4 山下理沙子
4-0 18分04秒 ヴィエント #25 山本莉沙
5-0 20分09秒 ヴィエント #2 大谷美羽
6-0 21分56秒 ヴィエント #7 江刺亜摘
6-1 39分08秒 ポルコ #9 伊藤聡美

 

早くも「残留」を懸けた未勝利対決

共に未勝利で負ければ入替戦行きの危機感が膨らむ9位(ヴィエント)と10位(ポルコ)の直接対決。結果はヴィエントが未勝利がうそのような快勝で7位に浮上、「降格」の恐れを回避した。主力5人の退団が響いて苦悩する序盤だったがこの1勝をきっかけにチームは気迫に満ち後半戦は柴崎直也監督の指揮の元に昨シーズン準優勝のプライドを取り戻す戦いが予感される。
試合は、ポルコが開始31秒で先制を許す。0-4で迎えたハーフタイムに「ミスしてもいいから自分たちの形をやりきろう」と須崎充樹監督がゲキを飛ばし後半頭から最後までパワープレーを選択するが0-6となったタイムアップ52秒前に一矢を報いるのが精一杯。トップ(男子)が首位と勝ち点で並び得失点差で2位と好調(9/2、第7節終了時点)の一方で一体感に欠ける女子は危機的状況に置かれている。

ヴィエントFC 柴崎直也監督

紅白戦で負傷し松葉づえ姿でベンチ入りした。

 

勝たないと降格がリアルになるところだった

Pivo!  今季初勝利おめでとうございます。4試合目にしての勝ち点3だが今の率直な気持ちは?

柴崎  素直に勝ち点を得られたこと、うれしく思います。
現実的に開幕から3連敗で降格争いにいる中で同じ勝ち点の相手でしたし、勝たないと降格がもっとリアルになってしまうと思っていたので勝ててホッとしています。

 

開始31秒、先制ゴールを決めた#12国場茉麻。18歳にしてチームの主軸の1人だ。

 

(残り 2240文字/全文: 3235文字)

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