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セカンドキャリアは「林業」(GRATES Futsal Club #1 鈴木紳一朗)[東京都3部第7節]

 

2022年1月23日(土)  すみだフットサルアリーナ 
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

チーム代表兼監督の渡辺大貴(後列右端)の声がけで鈴木紳一朗(同左端)はGRATESに入団した。

 

第17回東京都フットサル3部リーグBグループ2021 第7節
BEBE’corriendo 2-3 GRATE Futsal Club
[得点経過]
1-0 3分 BEBE #17 西村伸矢
1-1 14分 GRATES #3 江頭和哉 
1-2 19分 GRATES #21 清田創史
2-2 23分 BEBE #17 西村伸矢
2-3 23分 GRATES #3 江頭和哉

 

興味深くおもしろそうな仕事

間伐や枝打ちをして樹木の成長を促す仕事。鈴木紳一朗の勤務先のホームページには「林業」についてそう書いてある。たくましい体つきでペスカドーラ町田の、ヴォスクオーク仙台のゴールマウスを守ってきたゴレイロといえば知る人ぞ知る存在だが、その鈴木が仙台を契約満了で退団したあと移籍先として選んだのが都3部のGRATES Futsal Club。ペスカドーラ町田アスピランチで一緒にプレーした元チームメートの渡辺大貴GRATES代表の「一緒にやろうよ」という声がけがきっかけだったが、入団の決め手はスポンサー企業への就職だった。ただ、ここまでは競技フットサル選手のセカンドキャリアの第一歩として極めて一般的だが、職種が「林業」というのが珍しい。社会人経験がなかった鈴木にとってこれが「大変興味深くおもしろそう」だと映ったことから入団を決断。以来、競技を通して養った精神力を仕事に生かしフットサルとの両立を図るという願ってもない関係が続いている。その鈴木本人の言葉で入団の経緯を綴ってもらった。
GRATESは、その鈴木がゴールを堅守しフィールド勢がリーグ2位の総得点「22」を稼ぐ活躍でリーグを4勝4分けと無敗で終え、一時は3部昇格初年度にして2部昇格か!? というブレークをみせたが、中でも自慢の粘り強さを発揮し残り14秒で劇的な逆転勝利を挙げた第7節でゴールを挙げた2人の選手にもそのゲームを振り返ってもらった。

(残り 969文字/全文: 1850文字)

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