いざ、関東へ! 「新人5人が今までにないスピード感をもたらしてくれた!」(城北レディース キャプテン・のん)
2020年6月21(日)、28日(日) 北区滝野川体育館
(PHOTO、TEXT・山下浩正)
練習試合/
6/21 城北レディース 8-3 十条FCレディース
(6分5本勝負)
6/28 城北レディース 4-2 十条FCレディース
(10分7本勝負)
レベルの高い5人の新人を獲得したことで、8月開幕予定の関東リーグで上位進出への意欲に燃える、BALLENA BLANCA 城北レディース(以下、城北)。その5人の新人が既報のとおり十条FCレディース(以下、十条)との6月の2週連続練習試合でデビューした。彼女たちに関する川﨑監督のショートコメントはすでに紹介したが、では、実際にチームメートとしてプレーする選手たちはどう感じているのだろうか。オープンリーグ時代からチームを支えてきた前キャプテン、リカコ(♯4片山理夏子)と、現キャプテン・のん(♯2木村穏)の2人に、関東リーグでの戦い方を踏まえて、5人の印象を聞いた。
[リカコが抱いた全体の印象]
「びっくりしました(笑)!
今までも、もちろん、体験に来てくださって入った人もいるんですけど、やっぱり『関東』というキーワードの元で、入って来てくれる人の数もすごい増えたし。『関東』でやりたいっていう人ももちろんいて来てくれているから、レベルもすごい上がるし、これまで自分たちが一緒にやってこなかったとか、接してこなかった(タイプの)プレーヤーも多いし。ゆみ(♯9原田結美)さん? もともと(都1部の)TOCARでやってたから、すごいフットサルの偏差値もあるし。逆にサッカーやってたヒカル(♯10稲葉晃)とか、どな(♯21黒田佳穂)とかも、ある意味、なんだろ、変化球になって。で、今はかみ合ってないところも全体的にあるけど、それがかみ合えば、いろんな選択肢が今までよりも増えるので、相手も対応しずらいチームにはなるんじゃないかなぁと思います」
[のんが抱いた全体の印象]
「今までにないスピード感を5人がもたらしてくれたことが第一。それと、この間とかもやってて思ったのは、新しいレパートリーが増えたというか、自分のパスの出しどころというか。いままでだったら、ま、パス回すのは全員で回せるんですけど、攻めに行く、ゴールに行くためのパスとか。参入戦で自分がミユに出したパスとか、ミユに出してミユが一発で反転して決めたシュートというのは、ミユかユイかみたいな感じだったのが、新しい人たちが入ってくれて、みんな動けて速い選手なので、その“受け手”が増えたというか。その受け手が増えてくれたことが、やってて楽しいです。選択肢が広がりましたね」
①9②FP③原田結美/ハラダユミ④ゆみ⑤1994/3/17⑥TOCAR jugadoras 新宿⑦大商学園高等学校⑧細かいパスをつなぐのが得意
[ゆみの印象←♯4 FP リカコ/片山理夏子]
ゆみには2年前に一度入団の声がけをした
(残り 3431文字/全文: 4642文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ