[DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンス]大トリを務めるメインイベンター。「選手である以上はそれ以上を望むべき」(仙台・井上卓)(2017/6/1)
開幕代々木セントラル、大トリを務めるのは湘南の久光重貴、そして仙台の井上卓である。
5月30日、DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンスが開催された。監督たちは北から順に壇上に上がり、スローガンを掲げ今シーズンの目標をいいながらもその策は隠す。そして、選手たちは開幕初日の対戦カード順に両者が並ぶ。互いに目は合わさず、話す者は背中で気配を、聞く者は背中に圧力をかける。開幕節は2days。6月10日、11日、代々木第一体育館の6つの戦いから始まる。
フェア……フェアプレーでいきましょう
ホセ・フェルナンデス監督は具体的な数字「6位以内」を掲げた。昨季12位のヴォスクオーレ仙台、その第一歩は開幕戦2日目、湘南ベルマーレ戦から始まる。対戦相手のキャプテン上村充哉はU-25フットサル日本代表招集のため欠席。代理の久光重貴と並んだ仙台の新キャプテン、井上卓はこの日最後の発言者となった。
「目標は監督からもあったように6位です。開幕戦の湘南とはお互いにプレースタイルがわかっているので、バッチバチの試合になると思います。6月11日の最終試合になりますけど、最後まで見ていただけたらなと思います。フェアプレーでいきましょう」
最後の「フェアプレーでいきましょう」は、正しくは「フェア……フェアプレーでいきましょう」。締めのセリフをかんでしまった。”DJ JUMBO”中村義昭氏に「森岡薫(ペスカドーラ町田)選手がものすごい笑っていますけど」とツッコまれてしまう。顔を抑えて笑う森岡を気にせず、井上の表情は揺るがない。開幕戦ラストマッチは、フェアプレーに“ならない“バチバチした激しさが今から始まった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 佐藤功
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