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[DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンス]隠しきれない本性。「それはなぜかというと、自信があるから」(府中・皆本晃)(2017/6/1)


王者奪還を目指す。その言葉に 府中アスレティックFC・皆本晃は不敵な笑みを浮かべる。

 

5月30日、DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンスが開催された。王者・シュライカー大阪をはじめとする全12チームの監督、キャプテンが壇上に立ち決意表明の場が設けられる。王者の連覇はあるのか、それとも王座奪還か、そしてプレーオフ進出の行方は。彼らは敵と己、そしてFを知らぬ者の視線と戦う。6月10日、代々木第一体育館から始まる2017/2018シーズンを前に様々な思惑が交錯する。

先ばっかり見てると、痛い目に遭うぜ

昨シーズン5位、府中アスレティックFCの新アリーナ・武蔵野の森総合スポーツプラザの完成が遅れている。さらには、Fリーグのピッチサイズの基準を満たしていない府中市立総合体育館は非承認となってしまい、9月以降は代替会場での開催を余儀なくされた。だが、それをハンデとは思わないキャプテンが壇上に上がる。

「今シーズンはもっといい順位でプレーオフに、具体的にいうと3位、3位以上ですね。今年の名古屋オーシャンズはどうなんだ、と注目されていると思います。ひいき目抜きにして、開幕代々木セントラルで一番注目される試合になるんじゃないかなと、すごく楽しみにしています」

マイクを前にして、府中の皆本晃はその本性をにおわせるだけにとどめる。その本性とは数秒前、壇上にいる開幕の相手、昨季10連覇を逃した名古屋オーシャンズ星龍太の背後で現れた。新たな気持ちでシーズンを挑む宣言を聞きながら、「先ばっかり見てると、痛い目に遭うぜ」といいたげな表情で皆本は不敵な笑みを浮かべていた。

まとめ◆デジタルピヴォ佐藤功

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