デジタルピヴォ! プラス

[関東リーグ2016第16節]ブラックショーツ・田口慎「攻撃の始まりとディフェンスの始まりで相手よりも先に動いて数的有利をつくるのが僕の役目かなと」(2016/1/19)

相手のピヴォに密着マークにいく田口。ブラックショーツの10番は1シーズンで見違えるほどの成長を見せた。

 

相手カウンターのケアにまわる田口らブラックショーツのメンバー。田口は常に誰よりも早く動き出すことを念頭にプレーしている。

 

カフリンガ内田のトリッキーなフェイントにも一歩も譲らない。

 

SuperSports XEBIO 第18回関東フットサルリーグ 1部 by PENALTY
第16節 ブラックショーツ  3-2 カフリンガ東久留米
2016年12月10日(土) 柏市中央体育館 観客数:111
[得点経過]
1-0 1700秒 ブラックショーツ 15 山口永二郎
1-1 21分11秒 カフリンガ東久留米 30 坂本隆
1-2 33分25秒 カフリンガ東久留米 オウンゴール
2-2 33分59秒 ブラックショーツ 14 鳥山翔平
3-2 35分29秒 ブラックショーツ オウンゴール

 

眼を見張るほどの若者の成長ぶり

そのとき彼の背番号はまだ「26」だった。2016年5月5日。この日開催された、ピヴォチャン2016決勝戦は、スペインのチャンピオンチーム、インテル モビスターのスカウトマンによる大会MVP選考対象試合でもあった。そして選ばれたのが、サテライトから昇格したばかりのブラックショーツの新人、田口慎(21歳)。「彼は判断が一番早かった」という選考理由に対して、田口は「僕が一番びっくりしてます(笑)」と初々しく答えていた。その日から23日後、シーズンインした関東リーグ2016で田口は開幕節から「10」を付けていた。今後チームを背負って立つ選手としての先輩たちの期待の表れだった。

その彼に2度目のインタビューをしたのが、それから7か月後の12月10日、同リーグ第16節のことだった。そこには遠慮がちな田口はもういなかった。自分の特徴と役回りをよく理解し、攻守に、これでもか! っていうくらい走り回っていた。小柄だが、きりっとした顔立ちのスピードスターに話を聞いた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

[ピヴォチャン全国大会]ブラックショーツ・田口慎をMVPに選考したホセレ氏は「彼は判断が一番早かったしよかった」といい、選ばれた田口は「僕が一番びっくりしてます(笑)」(2016/6/7)
https://www5.targma.jp/pivoplus/2016/06/07/post24418/

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