無料記事［Fリーグ2016/2017第13節］エスポラーダ北海道・小野寺隆彦監督「チームでやってきたことはなんだったのかと思う前半でした」（2016/9/7）

2016年09月07日 18時04分　
カテゴリ： Fリーグ2016/2017 • ★無料記事
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SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第13節
エスポラーダ北海道　４-６　シュライカー大阪
2016年９月３日(土)　小田原アリーナ　観客数：815人
［得点経過］
0-1　00分37秒　大阪　11 チアゴ
0-2　03分03秒　大阪　12 小曽戸允哉
0-3　10分48秒　大阪　５ アルトゥ―ル
0-4　20分56秒　大阪　12 小曽戸允哉
1-4　25分22秒　北海道　17 水上玄太
1-5　27分23秒　大阪　26 加藤未渚実
2-5　29分01秒　北海道　12 堀米将太
3-5　31分56秒　北海道　９ 十川 祐樹
4-5　33分17秒　北海道　12 堀米将太
4-6　39分45秒　大阪　５ アルトゥ―ル

エスポラーダ北海道（以下北海道）は名古屋セントラル・小田原セントラルと３試合で勝ち取った勝ち点は３となった。
シュライカー大阪（以下大阪）とのこの試合の敗戦でチームは２連敗となったが、２試合ともに僅差での敗退と非常に惜しい形となった。前節のバルドラール浦安戦は競った中での敗戦。今回の大阪戦に関しては４点差をつけられた中での追い上げにより一時は１点差となった。
小野寺監督は「可能性がある戦いをしっかり見せることができました」と語ったが、まさにそういう試合であった。しっかりと北海道のよさ、強みを出すことが後半はできていた中での途中１点差という試合展開であったと思う。
しかし、順位は北海道はこの試合を終え、９位となる。７位・８位との勝ち点差は３、５位との差は６となる。
今シーズン北海道は連勝ができていないので今後プレーオフ進出に向けて、連勝していくことが不可欠となってくる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

反撃ののろしをあげる１ゴール目をあげたのは水上玄太選手。大阪の小曽戸允哉選手と並び、13ゴールで現在得点ランキングは１位（シュート数は24）。

攻撃の要である十川祐樹選手のゴールもありチームは勢いに乗った。

堀米将太選手が名古屋セントラルに続いて２ゴールと活躍を見せる。堀米選手のこの日の２ゴール目で５-４と北海道は大阪に１点差と詰め寄る。

以下は小野寺隆彦監督と高山剛寛選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

小野寺隆彦監督
「強敵ということで、本当にチームとしてもスカウティングして、しっかりとどういうところを抑えるかとアルトゥール選手、チアゴ選手、ヴィニシウス選手と意識をしておきながら、開始早々に失点をしてしまうという苦しいゲームの幕開けとなってしまい、そのままずるずると引き離されていく一方で、チームでやってきたことはなんだったのかと思う前半でした。ただ、気持ちを切り替えた後半に関しては、先制点は奪えなかったのですが、一時、５-１という点差から（５-４になり）同点になるのかなという雰囲気まで頑張ってくれた選手は本当に一生懸命に戦ってくれたと思いますし、あと１点のところで最終的には６-４と離されてしまいましたが、可能性がある戦いをしっかり見せることができましたし、この試合が一方的なゲームにならず、観ているお客さんにとっても少し興奮ができるゲームとなったのかなと思います。今回は神がケガしてしまったことにより、若手に出場するチャンスが出ました。上手ではないですけど、戦った、ファイトが今後の成長につながると思いますし、この試合を機にチームが強くなったといわれるように、これから少し休みに入りますが、育成もしながら、精度を高いものにしていきたいと思います」

高山剛寛選手
「スイッチが入るのが遅かったかなと思います。そういう中で、警戒していたところでやられてしまったかなと思います。負けはしたのですが、後半は北海道らしい戦いができたのかなと思います。あとは細かいところの精度を高めて、しっかりと戦って、上位に食い込んでいけるように中断期間もしっかり精度を高めてこれからまた頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました」

以下は質疑応答となる。

Pivo!：展開は違いますが、名古屋セントラルでのバルドラール浦安戦に続いて僅差での敗退となりました。５-４になってからのプランについて教えてください。

小野寺：本田の調子があまりよくなかったのと、それから、神選手が（試合中に）ケガをして、パワープレイができる選手、キーマンとなる選手が抜けたものですからこれは前から行くしかないなというところで、若手を中心に前から行きました。惜しいだけの試合になってしまいましたが、しっかり選手は頑張ってくれたと思います。