デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ2016/2017第1節]名古屋オーシャンズ・ペドロ コスタ監督「アクティブなフットサルもやりつつ、相手の裏を取ることもしていきたいと思います」(2016/6/14)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第1節
エスポラーダ北海道 0-3 名古屋オーシャンズ
2016年6月11日(土) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:2,544人
[得点経過]
0-1  18分33秒 名古屋  10 シンビーニャ
0-2  21分01秒 名古屋  オウンゴール
0-3  38分50秒   名古屋  14 安藤良平

 

ミスターオーシャンズ・元フットサル日本代表の北原亘氏も大きな期待を寄せる星龍太キャプテン率いる新生名古屋オーシャンズ。
ペドロ コスタ監督の初陣を勝利で飾った。選手として超一流であったペドロ コスタ。監督としても超一流。初戦ながら、そういう印象を感じることのできた初陣であった。
1stセットは関口、田村、安藤、橋本、セルジーニョ(ゴレイロは後半頭から篠田)。
昨シーズンからいるメンバーをベースに若い選手、移籍選手とともに全員で戦うこと。チームワークを大事にし、全メンバーを起用。
なおかつ勝利を手にした。それぞれの起用に関して、深い意味を持たせ、また、裏をかくことも考えたうえでの1stセットであった。
1stセット>2ndセットではないとはいえ、絶対王者の開幕戦1stセットでこの起用はなかなかできない。
星キャプテンはミスのことに関しても語り内容に納得はしていないようだが、新たな可能性も感じていたようである。
これまでの個人技術の高さにパスワーク、戦術、ハードワークが加わり、チームの完成度を高くしていくとなると王者奪還は簡単なことではない。下馬評では今シーズンは名古屋オーシャンズと他のチームの差は縮まるのではというものがあった。たしかに北原亘、森岡薫、ペドロ コスタとネームバリューからもそういうふうに思ってしまうのはあった。私もそういう気持ちであったのが正直なところ。
しかし、開幕戦のペドロ コスタ監督の采配に、星龍太選手のプレイ、そして、プレイや言葉から湧き出て来る気持ちの強さを見るとそれは短絡的であったと反省しないといけない。
ペドロ コスタ監督の次の試合の采配はどのようなものか非常に興味深い。次の試合は相手チームをどのように裏をかくのだろうかというところ、そして、これからも一貫して采配はチャンスを与えていく。チャレンジしていくというアティテュードなのかというところ。それから、一番今後楽しみでありうれしいことはペドロ コスタ監督は結果だけでなく、観客を楽しませることも考えているということである。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

以下はペドロ・コスタ監督キャプテンの星龍太選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って.

 

 

ペドロ・コスタ監督
「今シーズンの1試合目としていい、大きな一歩を踏み出せました。ほんとうに我々だけでなく、目の前には北海道というチームがいて、お互いに全力での当たり合いのゲームの中で興味深いゲームができたのではないかなと思っています。選手たちにもお礼をいいたいと思います。この試合までにみんながチーム内で争いがある中で、ここまでやってきた結果、練習でやってきた成果を出せたと思いますし、チームとして勝ち取れた1戦だったと私はすごい感じました。私の監督としての1試合目、チームで勝ち取れたのは大切な一歩だったと思います」

 

 

星龍太選手
「新しいチームになったということで、立ち上がりは非常に硬い試合となってしまいましたが、
若い選手が中心に走る、声を出すということでチームを引っ張ってくれたおかげで今日は勝てたと思っています。それはもう今までにないオーシャンズの形ですし、監督が新しくつくりあげようとしているチームの一体感、チーム一丸となるコンセプトを体現できたかなと思っています。ミスに関しては、後半は多かったですが、そこは次の試合のときまでに練習をこなして、修正していければ、残りの32試合もしっかり戦えると思いますので練習からしっかり取り組んでいきたいと思います」

以下は質疑応答となる。

(残り 1193文字/全文: 2839文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ