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[無料記事 / レジェンドマッチ]P.S.T.C.LONDRINAレジェンド・背番号17奥村敬人「全日本選手権で日本一になった年の練習を思い出しました」(2016/1/4)

タイトル写真1

 

CASCAVELレジェンド 1-1 P.S.T.C.LONDRINAレジェンド

[得点経過]
0-1 LONDRINA 3 竹花和之
1-1 CASCAVEL 7 金山友紀(ペスカドーラ町田)

 

2015年11月14日(土)SuperSports XEBIO Fリーグ 2015/2016 第29節 イーグル建創マッチ ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレ後座試合「CASCAVEL vs P.S.T.C.LONDRINA」のレジェンドマッチが開催された。

CASCAVELはペスカドーラ町田の前身チーム、P.S.T.C.LONDRINAは湘南ベルマーレの前身チームであり、当時からライバル同士であった(LONDRINAは現在は関東フットサルリーグ2部で活躍しつつ、湘南ベルマーレのサテライトチームとして機能している)。
P.S.T.C.LONDRINAレジェンドは0-0という状況の中でパワープレイを開始した。
パワ-プレイのゴレイロはもちろん奥村敬人!(現在は湘南ベルマーレフットサルクラブコーチ) 奥村はこの話を受けた段階でパワープレイをすることは決めていたのだという。
その奥村のアシストにより P.S.T.C.LONDRINAレジェンドは CASCAVEL相手に先制ゴールを決める!
そんな奥村からレジェンドマッチの感想や当時のこと、大地悟について話を聞いた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

タイトル写真2

 

CASCAVELレジェンド。 1遠藤晃夫 3前田喜史

【出場メンバー】

CASCAVELレジェンド。

1遠藤晃夫
3前田喜史
4市原誉昭
5甲斐修侍
6住直樹
7安田和彦
8中村和睦
9相根澄
12松原君守
13中村歩
15久光重貴
16林善徹
ベンチ入り
前川義信
橋本圭悟

 

P.S.T.C.LONDRINAレジェンド。 2椛沢鉄平 3竹花和之

P.S.T.C.LONDRINAレジェンド。

2椛沢鉄平
3竹花和之
4伊久間洋輔
5関野淳太
6横澤直樹
7坂口啓介
9大地悟
10長谷川綾祐
11中澤康
13濱地裕樹
14広山晴士
15榎原晃
17奥村敬人

以下が奥村の インタビュー。

 

先制ゴールのアシストは奥村であった!リード文に書いたように先制ゴールのアシストは奥村であった!

 

古澤:アシストを振り返ってください。

奥村:昔からやっていた形です。横澤直樹がハセ(長谷川綾祐)にボールを飛ばしたときに僕のマークがハセにつられたので僕は真ん中でフリーになりました。ハセからボールをもらう前に竹花(和之)の位置は確認していて、ノールックでダイレクトで出しました。そのキックの仕方はアップのときから確認をしました。あの蹴り方(シュートを打つ振りをして出す)はパワープレイのときは鉄板ですので。

古澤:CASCAVEL相手に先制した気持ちとしては?

奥村:あのチームからゴールを獲るのはいつでも格別です。それから、僕は1年でFリーグの選手としては現役を引退していて、初年度の町田アウェイは駒沢体育館だったので、町田のスポーツコートという舞台で今回やれたのはうれしかったのです。

古澤:ロンドリーナのメンバーと久々にプレイをして。

奥村:懐かしいというのが一番です。それから、家庭や仕事の関係でFリーグの舞台で選手を続けることができなかった人もいるので、そういう意味でもまた一緒にやれてうれしかったです。みんな、昔とプレイの質や癖は変わらなかったです。そうだよな。そうだよな。ここにこのパスが出てくるよな。と思い出しながら・・・確認しながら・・・懐かしい感覚でした。ただ、僕も含めて動けなくなってる人もいましたが・・・(笑)。それでも、みんな動けないなりに今回のレジェンドマッチの話が来てからそれぞれ準備をしていたと思います。

古澤:今回試合をして当時のことで思い出したことはありますか?

奥村: 日本一になったときの走りを筆頭に自分たちを限界まで追い込んだ厳しい練習をしていたことを思い出しました。当時は当たり前ですがみんな妥協しないで、練習の度にけんかをしてました。僕らはCASCAVELを倒して日本一になるという目標を持ってやっていましたので。

古澤:CASCAVELで特に印象に残っている選手はいますか?

奥村:甲斐(修侍)さん、きよし(相根澄)さん・よし(前田喜史)といち(市原誉昭)、遠藤(晃夫)さん。この5人に勝ちたい思いは強かったです。いちは僕たちが日本一になったときはいなかったですが、スーパーリーグの開幕戦で僕ら6-1で負けたので・・・。きよしさんは肉離れで今回はそんなに動けませんでしたが、このメンバーは目に見えない雰囲気がありました。具体的には飛び込めない間合い(ボールを置く位置)、タイミング、連動、目線。取りにいったらパスを出されたり抜かれるんじゃないか。などなど。

古澤:甲斐さんにしても前田さんにしてもいきいきしていましたね。

奥村:みんな、それぞれ楽しい気持ちはにじみ出ていましたね。エキシビションでもお互い負けたくない気持ちが強く出ていました。キックオフしたときにピリっと雰囲気が変わりました。そうじゃなきゃな! と思いました。

 

注釈なし、大地写真

 

古澤:今回、大地さんともプレーできたことについて。また一緒にチームメイトとして戦いたかったことについて。

奥村:正直なところは湘南ベルマーレに最後に帰って来てほしかったです。かなわなかったのは残念ではありますが、彼の人生なので・・・。大地とは3年間くらい、仕事も一緒にやっていました。朝から仕事を一緒にして終わってから町田のフットサル場に行き、その後、レストランでご飯を食べて帰り、 次の日も会うという生活をしてきました。もっとすごいときは、仕事後町田のワールドウィングというジムで、初動負荷のトレーニングをしてから練習に行ってました。ロンドリーナを日本一、世界で活躍するチームにしたいという気持ちでやってきて、フットサルの話は常に真剣にしてきたので、最後はやりたいという気持ちはありました。引退してからだとワンデイの大会に出たりといつでも一緒にやれるので。僕はコーチですが、彼は選手でバリバリやっている中で一緒にタイトルを目指したいと思っていました。

 

【経歴】
奥村 敬人(おくむら けいと)
生年月日:1975年10月1日
出身地:神奈川県

選手
1999~2000年:esporte藤沢
2000~2007年:P.S.T.C.LONDRINA
2007年:湘南ベルマーレフットサルクラブ
2008年:P.S.T.C.LONDRINA/S-tadio

指導
2008年:P.S.T.C.LONDRINA/S-tadio
2008年:神奈川県選抜(コーチ)
2008~2009年:湘南ベルマーレフットサルクラブ コーチ
2009~2010年:湘南ベルマーレフットサルクラブ監督
2010年~現在:湘南ベルマーレフットサルクラブ コーチ

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