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[山下コラム]Fリーグ優勝を決めた直後の、龍太への兄・翔太のアドバイスとは(2015/3/20)

星龍太_1Fリーグ優勝決定後の表彰式でJFA原博実専務理事からチャンピオンフラッグを受け取る星龍太。

 

“フィジカルモンスター”星龍太(27歳)は、2012年の府中アスレティンクFC移籍を経て2013年、名古屋オーシャンズに復帰を果たす。ところが、府中時代終盤の左ひざじん帯断裂の重傷に続いて、この年もケガで「2試合だけ出してもらった」のみでシーズンを終えた。リハビリとトレーニングが実った今季、星は最初の試合出場こそ8節と出遅れたが、それ以降、最終節(33節)までの26試合+プレーオフ2試合の計28試合中26試合に出場、ケガからの完全復活を果たす。しかも、このうち10試合に先発出場。31節には森岡薫、ラファエル サカイ、吉川智貴らと、名古屋最強の1stセットに組み込まれて成長をアピールしている。ゴール数は「6」。そのすべてで勝利に貢献しているが、フィクソというポジションを考え合わせても、ちょっと物足りない。そこが今後の課題か。自身、Fリーグ優勝経験は2011/2012、2013/2014、2014/2015シーズンの3回目。特に、「出場時間が長かった」今季は特別な思いがあるようだ。優勝決定後の賑わいの中で話を聞いた。

まとめ◆デジタルピヴォ!山下

 

延長にもつれ込んだシュライカー大阪との優勝決定戦、Fリーグ2014/2015プレーオフFinal Round終了後に星は優勝の味をこう語った。
「いやあ、うれしいっすね。名古屋の選手として優勝は4シーズン前と、去年と今年で3回目ですが、今回は出場時間も長くて、その意味でも特別な優勝になったかなと思います」

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