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[Fリーグ第27節]エスポラーダ北海道・室田祐希「決めるべきところをしっかり決める。このちょっとの差が大きく感じた」(2015/1/18)

image先制された直後のプレーであっという間に追撃弾をたたき込んだ室田祐希。沈みかけた会場のムードを一瞬で吹き飛ばし、喜びを爆発させた。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第27節
エスポラーダ北海道 3-5 バサジィ大分
2015年1月12日(月・祝) 北海きたえーる 観客数2,621人

[得点経過]
0-1 15分41秒 大分 15 森村孝志
1-1 15分55秒 北海道 24 室田祐希
1-2 19分57秒 大分 23 芝野創太
2-2 29分01秒 北海道 24 室田祐希
2-3 33分16秒 大分 23 芝野創太
2-4 36分01秒 大分 11 ディドゥダ
2-5 37分08秒 大分 12 小曽戸允哉
3-5 39分53秒 北海道 17 水上玄太

 

今、Fリーグで最も注目を集める男

エスポラーダ北海道の新年初ゲームは大分を迎えてのホーム戦。2,600人を超える観客を集め、NHKでは道内のみではあるがテレビの生中継もされて多くの人目に触れる試合となったが、結果は残念ながら大分に完敗。プレーオフ進出を狙う北海道はホームゲームにもかかわらず足踏み状態となってしまった。そんな北海道で、1人気を吐いたのが室田兄弟の弟、祐希だ。日本代表での試合で自身初ゴールとなる、見た者の度肝を抜いたあのスーパーゴールが注目を集め、今やリーグ内で最も視線を集める男となった。この日の試合でも2ndセットで登場し、ひとたびボールを持てば得意のドリブルでガンガン前線へ攻め込み、次々とシュートを放っていった。放ったシュート数は他の誰よりも多い10本で、1人だけの2ケタ(次に多かったのは北海道の水上玄太と大分の田村龍太郎でそれぞれ5本)。その中での2得点で、会場を最も沸かせた男となった。実際、北海道の攻撃は必ず室田祐を経由し、ゲームを撮影した筆者のカメラには誰よりも多く彼が写っていた。

悔しい敗戦となったこの試合の振り返りや現在の調子を、試合後にインタビューした。

まとめ◆デジタルピヴォ!北海道特派員T

 

image2点目は、大分#11ディドゥダのマークをかいくぐっての鮮やかミドル。「この次のもう1点が獲れなかった」と室田は悔やんだ。

 

得点機を逃し続けてしまった結果

Pivo!:まず今日のゴールシーンを振り返って、1点目は?

室田:もうシュートはとにかく打とうと思っていて、たぶん兄ちゃん(室田翔伍)もそういう意識でパス出してくれたので、それでタイミングよく打てたので、まあいいボールだったと思いますし。もうタイミングずらしてとりあえず打とうっていう頭しかなかったので、入ってよかったです。

(残り 1854文字/全文: 2920文字)

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