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[Fリーグ第17節]府中アスレティックFC・谷本俊介監督「今の府中は、皆本と山田ラファエルが不在では勝てない」(2014/10/15)

image「皆本と山田が戻ってくればチーム力は変わる」と語る谷本監督。その表情が晴れることはなかった。

 

Fリーグ2014/2015 powerd by inゼリー 第17節
府中アスレティックFC 3-9 フウガドールすみだ
2014年10月11日(土)府中市立総合体育館 観客数:1,271人

[得点経過]
0-1 1分26秒 すみだ 11 清水和也
0-2 3分05秒 すみだ 9 田村佳翔
1-2 5分04秒 府中 21 柴田祐輔
1-3 10分46秒 すみだ オウンゴール
1-4 10分48秒 すみだ 19 半田徹也
1-5 11分39秒 すみだ 4 諸江剣語
1-6 16分13秒 すみだ 19 半田徹也
1-7 16分45秒 すみだ 6 宮崎曉
1-8 27分29秒 すみだ 11 清水和也
1-9 31分55秒 すみだ 7 杉尾浩平
2-9 33分46秒 府中 21 柴田祐輔
3-9 39分40秒 府中 6関尚登

 

▼チーム内競争がないチームは勝てない

「競争がチーム内でできてないチームがほかのチームと競争して勝つのは難しい」。谷本監督は試合後に苦渋の表情でそう語った。昨日掲載したフウガの記事で、「太見と一木を欠いても今日のようなゲ-ムができるのは改めてこのチームに競争が生まれているということ」と語った須賀監督のコメントと180度、違う内容になっている。確かに府中は、エースの皆本が日本代表メンバーとしてイタリア遠征中だし、彼と共に攻守の要である山田 ラファエル ユウゴがケガで不在。試合前に配布されたメンバー表にサテライトの3選手が“Fリーグ特別指定選手”として名を連ねているのを見て皮肉でもなんでもなく“今日は結果よりも育成か!?”と思ってしまったくらいだ。そのうえブラジル人のロドリゴが助っ人として機能してないどころか今後の成長に期待しなければならない状況にある一方で、フウガは17歳のピヴォがFリーグデビュー2戦目にして2得点で気を吐いた。あまりにも違うチーム状況がもたらした結果は、府中が大差の敗退。ピッチレベルから引き上げようとしている僕に、ある府中関係者がこうつぶやいた。「フウガのホームのような試合でしたね」。府中はここからどうチームを立て直すのか。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

(残り 3362文字/全文: 4254文字)

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