[Fリーグ第29節]町田・横江怜「イゴールと練習を重ねて一番いい第2PKが出た」(2014/1/8)
墨田セントラル初日の名古屋線で第2PKを決めた瞬間の9横江。これが今季4回目の第2PKゴールだ。
6年連続第2PKキング
第2PKのスペシャリスト。ペスカドーラ町田のキャプテン、横江怜に与えられた称号だ。2007年、Fリーグ開設初年度に初代得点王と第2PKランキング1位のダブルタイトルに輝くと、それ以降6年連続で第2PKキングの座を死守している。今季も29節終了時でアグレミーナ浜松の蓮池に2ゴール差をつける5ゴールでトップに立っている。7年連続タイトル奪取は固いだろう。しかも実にいいところでゴールを決めている。今季、記者は16節と墨田セントラルの28、29節で横江の第2PKを見ているが,16節の大分戦と29節の府中戦はいずれも決勝ゴールを決めている。さらにもうひとつ横江のすごいところは第2PK職人としてゴールから10mのところだけで仕事をしていうわけではないということ。キャプテンとして勝利のために奮闘し今季も第2PK以外に5ゴールを決めている。ただ今回は決勝ゴールを決めた29節の府中戦の直後だけに第2PKの話が中心になった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
この勝利でつながった
Pivo! 府中戦を勝利したばかりだが今の気持ちは?
横江 いやあ、プレーオフ出場に向けてつながったってとこだけですよね。そこに(皆本)晃がいるんで、あれですけど、府中より順位も上がって。
Pivo! 勝って後期3位に順位を挙げた。
横江 そうなんですよ。それが分かってたんで。勝てば3位だし、負ければ神戸が今日(の第1試合で)勝ったんで(うちが)5位だしってところで、プレーオフに向けて今日の試合だけはどんなことがあっても落とせないっていうのはみんなが分かってたことなんで、内容どうこうより勝ち点3をとることが大事だったので、とれたことが素直にうれしいですし、つながったなって。
Pivo! 勝利への思いが強すぎて空回りすることがときとしてあるが、それもなく結果にしっかりつなげた。
横江 そうですね。気負い過ぎず、肩の力がちょっと抜けたくらいで。ま、でも、最近の試合もそうですけど、負けたのは名古屋なんでね、昨日の試合は。そんなに気にせず。連敗をするわけにもいかないんで。今日勝てたことが一番よかったことですし、それをみんなが望んで、そこを目指して全員がチームが勝つためにピッチでプレーできた。自分を殺してでもチームが勝つためにっていうことができた結果だと思うんで。みんながチームのために汗をかけたことがすべてだと思います。
甲斐と金山のホットライン
Pivo! キミ自身のコンディショんは?
横江 コンディショんはいいですよ。多分,いいと思います。
Pivo! 決勝ゴールになったあの第2PKを決めたあと、左で金山からのパスを受けて反転してゴール前へ速いパスを折り返した。あのキレはすごかった。
横江 そうですね、でももっとキレがあればもっとマイナスで,キーパーが触れないところへ折り返してればユーキさん、多分突っ込んでたと思うんですよね。あれは多分ちょっと疲れてたかも。あの後すぐ交替したんで。結構ぎりぎりのところだったんで。
Pivo! 横江怜、30歳、もう、バリバリだね。
横江 そうですねえ,バリバリの選手がいるんで,うちには。年齢のことはいえないですね。5番にしても7番にしても14番にしても(笑)。
Pivo! その5番と7番のホットライン,すごかった(後半4分過ぎに右コーナーキックのリスタート,5甲斐がゴール前の一瞬のすきを突いてパスを出しそのボールを7金山がダイレクトでゴールに突き刺した)。
横江 まあ、ああいう形が増えてくるとね,チームでやってることもそうですけど、2人の関係というのはコミュニケーションとりながら今まで同じチームで培ってきたものなのでね,ああいうのがオプションとして出てくるとチームにとっていいですよね。
あそこは多分、二度と蹴れない
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