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[Fリーグ第21節]名古屋が試合を支配して逆転勝ち。町田は10試合振りの敗戦(2013/11/18)

ディフェンス
ファール覚悟の厳しいディフェンスで序盤はペースをつかんだ町田だったが、わずかなミスから2失点。悔しい敗戦となった。

 

Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー第21節
2013年11月17日(日)15:00KICKOFF
町田市立総合体育館 観客数:1,425人

 

[試合結果]
ペスカドーラ町田 1-2 名古屋オーシャンズ
[得点経過]
1−0 56秒 町田 7 金山友紀
1−1 14分34秒 名古屋 10 シンビーニャ
1−2 21分7秒 名古屋 4 ラファエルサカイ

 

後期の開幕戦では、府中にまさかの敗戦を喫した名古屋オーシャンズだったが、前節は北海道相手に5得点で勝利。ビクトル監督が府中戦後に「(代表活動があり)イレギュラーの1週間」だったと語ったように、万全な状態であればやすやすとは倒せないチームであることを改めて見せつけた。一方、ペスカドーラ町田は前期終盤から9試合負けなしで、王者をホームに迎え撃つ。さらに前期の直接対決2試合はともに引き分けと相性のよさもあるチーム相手に府中に続き金星を勝ち取れるか。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 藤里純

 

ジャッピニャー
試合前には本田真琉虎洲のFリーグ通算100得点のセレモニーが行われた。

 

試合は町田が最高の入りをする。開始56秒、左からのCKがいったんはポストに当たりこぼれたところに、金山が足を伸ばしてゴールをゲット。今年の直接対決はいずれもロースコアの試合になっており、接戦が予想される試合で大事な先制点を挙げた。さらに、町田は前からのプレスとハーフに引くリトリートをうまく使い分けて、名古屋に自由なスペースを与えない。しかし、追加点を狙ってカウンターを狙ってもシュートは名古屋ゴールを脅かすまでには至らない。

 

そして、試合開始から激しくいっていたディフェンスも13分の段階で5ファールとなってしまうと、徐々に名古屋・森岡が左サイドから中に切れ込む形でシュートチャンスを作り出す。そして14分34秒に森岡の左サイドの仕掛けから中に切れ込んだ所にディフェンスが意識をとられ、右サイドにいたシンビーニャのマークが緩くなると、そこを逃さず浮き球のパス。シンビーニャはこれを左足でダイレクトに合わせて同点に追いつく。

 

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