デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ昇格会見]フウガ・太見寿人「名古屋ってなると僕もスイッチ入っちゃうんで(笑)」(2013/11/7)

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Fリーグ昇格会見に臨み「Fでもフウガ旋風を巻き起こしたい」と決意表明したフウガすみだの太見選手(写真右)。その左へ松崎FリーグCOO、ヴォスクオーレ仙台の清水キャプテン。

 

“2人の太見”

 

「Fリーグへの昇格が決まったタイミングで、みんながひと言話そうよということになって、そのときも僕は“やるか分かりません”と正直にいってます」。Fリーグ昇格チーム発表記者会見に出席した、フウガすみだの副キャプテン、太見寿人選手が、会見後の囲み取材でこんな衝撃発言を口にした。太見はさらに「フットサルだけが人生ではないですし」とも語り、彼を取り囲むプレスを驚かせた。この太見発言を会見終了後の電話取材で安藤フウガ代表にぶつけたところ、こんな答えが返ってきた。「そういってましたか。太見には、頑張ってきたんだから一緒にやろうよと声をかけてはいます。彼は毎年、自分なりの目標を掲げて決めたらそれに邁進するタイプ。今は来年どうするか決めていないということだと思います」(『[フウガすみだ安藤代表]「Fリーグ参入のスタートラインに立ちましたが本当の努力はここからです』で既報)。今季が終了した時点で彼が新たな目標を定めるまで静観するつもり。苦労を共にしてきた人ならではの解釈に秘かに胸をなで下ろした。なぜって、Fの舞台で戦うフウガに日本最強のピヴォがいないなんて考えられないから。それはフウガサポーターに限らず多くのフットサルファンの共通の思いだろう。それにしても、頼もしい発言をしたり、聞く側を驚かせたり。この日はチームを代表して語る太見と、本音を漏らす個人としての太見の“2人の太見”がいた。その彼の衝撃的な発言の数々を断片的にお届けする。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

(記者会見の席上であいさつを求められて)
「フウガすみだ副キャプテンの太見寿人です。ようやくFリーグに上がれるなと。ようやくスタートラインに立ったなという気持ちでおります。僕らは全日本選手権でしかFリーグのチームと戦うことができなかったので、ようやくFのチームを相手にどれだけリーグ戦で通用するのか、それが試されるところだと思いますし、Fリーグにまたフウガ旋風を巻き起こせるようにフットサル、盛り上げていきたいと思います。いい試合ができるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」

(残り 1933文字/全文: 2921文字)

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