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[Fリーグ第18節]町田・日根野谷建「あのゴールは、去年一緒にやってた修也さんが1対1の相手やって、読まれてる感があったんで、とっさの判断で中へ行ったらうまくいきました」(2013/10/24)

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日根野谷はイゴールからのロングパスを足元でおさめると前を向いた。

 

本音をいうと試合後の囲み取材は滝田に決めていた。滝田の攻守に汗をかくプレーにとにかく目をみはった。ところが残り3分を切ったところで日根野谷がチーム5点目のゴールを決めると、彼が全身でゴールの喜びを表現しサポーターに伝えている姿を見て感動すら覚え、考えを変えた。日根野谷建、23歳。背番号「2」という小さい数字にも潜在能力の高さとチームの期待がうかがえる。2011年にサテライトからトップ昇格を果たすものの、なかなか活躍する機会に恵まれなかった。それはチームが結果を出すためにもがく中でこの若手に機会を与える余裕がなかったといってもいいだろう。しかし、この日の浜松戦は違っていた。4-0とする余裕の試合展開に出場の機会を与えられると持ち前のスピードと技術で前線を躍動し鮮やかなゴールを決めてみせた。先輩たちから手荒い祝福を受けながら会場を喜びであふれさせたフィクソ-アラに試合後、話を聞いた。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

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そして、すかさず得意な縦突破へと持ち込もうとする。しかし、相手は去年のチームメート、読まれてるとみた日根野谷は…。

 

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とっさの判断でキックフェイントから中へと進みマーカーを振り切る。

 

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ニアを狙って右足シュート。

 

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