府中・谷本監督インタビュー(前編)「失点数が少ないのは、攻撃でリスクを冒せていないから」(2013/9/21)
チームの練習後にインタビューを受けてくれた谷本監督。今シーズン、カップ戦、さらには理想のフットサルなどいろいろなことについて話してくれた。
昨シーズンクラブ史上最高の3位という成績を収め、プレーオフに進出した府中アスレティックFC。しかし、オフには監督交代、主力選手の移籍とチームとして厳しい状況に立たされた。前任の伊藤監督(現・バサジィ大分監督)に替わって、監督に就任したのは谷本俊介。弱冠31歳ながら、苦境に立つチームを引き受けた彼は今シーズンのここまでの戦いをどのように思っているのだろうか。Fリーグが中断期間へと入っている、8月28日。チーム練習が終わった後に、取材に応じてくれた。
まとめ◆デジタルピヴォ! 藤里純
不思議な状況ではある。今シーズンの府中はここまで11試合で3勝8敗の勝ち点9で順位も9位。前期に関していえば、プレーオフ圏内の4位バルドラール浦安とは勝ち点差13と厳しい状況にある。さらに、18得点はリーグ最小と苦しい状況だが、実は失点も20でリーグ最小なのだ。得点、失点ともにリーグで一番少ない珍しい状況の中で、谷本監督はどういう手応えをつかんでいるのか。(数字は中断期間中、8月28日のもの)
昨年の結果はモチベーションになっている
Pivo! 今シーズン、監督になった経緯は?
「もともと府中に指導者として、監督を目指しながら入ったのですけど、最初はフロントスタッフということをやりながら、サテライトチームの指導をしてくれということで、強化部に関わっていました。それが2年、3年となったタイミングで、たまたまトップチームの監督が急遽いなくなったということで、その代わりに誰がってなったときに、自分が選ばれたということですね」
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