パワープレーで1点獲るというのは挑戦してみたい(Ambition #1 阿部千優)[関東女子]
2023年4月23日 サイデン化学アリーナ
(PHOTO、TEXT なか)
時折、前へ前へとボールを持ち、上がっていく姿に違和感なくスッとパワープレーへ移行できる阿部選手。
ゴールを狙ってシュートを撃つ姿も時折見られる。
ゴールを期待できるゴレイラである。
シーズンを前に今回は、Ambitionの練習を取材させてもらった。
#1 阿部千優(あべ ちひろ)
Pivo! 昨シーズンはどういう年でしたか。
阿部 昨シーズンは最初に引き分けになってしまって、最後のほうにキツくなってしまったという展開があったので、そこの最初の2試合で、いらない失点とか自分が主で失点してしまった部分があったので、そういうところが少し悔いが残ったシーズンではありました。
Pivo! 昨シーズン、印象に残った試合ってありましたか。
阿部 印象に残った試合・・・印象に残った試合は、タパジーダ世田谷戦かな。
タパ戦で最後パワープレーして得点獲って勝った試合なんで、ギリギリになってパワープレーで点が獲れたという、唯一の試合だったと思うので、そこは少しうれしかった。
Pivo! 自身のプレーで至らなかった点ってどんなことがありましたか。
阿部 至らなかった点は、昨シーズンのことを振り返って、ステップとか、体の動き方について、結構研究したというか、そういう感じで挑もうと思っていた。
ステップとかもう一歩というところが出ていなかったところがあったので、そこらへんは至らなかったと思います。
Pivo! そのへんというのは、このシーズンオフの中で改善はできましたか。
阿部 今のところトレーナーとかと、動作を確認しながらやっていて、今のところいい感じにはなってきています。たぶん(笑)
たぶん、そんな感じです。
Pivo! 逆によかったと思えることはありましたか。
阿部 自分が上がって、パワープレーできたというところで、フィールドと交代する時間のロスがないというところがチームに貢献できたかな。
少しうれしいなと思います。
Pivo! 阿部選手というと、積極的に前に出るプレーというのが特徴的だなと思うのですが、あのプレーは自発的に出たものですか、それとも監督、コーチからのアドレスによるものでしょうか。
阿部 自分がたまたまフィールドやってたりして、なんか足下あるみたいなことになって、じゃあ上がってみろよみたいな感じで、監督にいわれて上がってみました。
Pivo! リスクも高いし、足下とか、走力に自信がないと、あれだけ積極的に前に出られないですよね。
阿部 そうですね・・・足下に自信があるっていわれたらそこまでですけど、数的優位の場面で自分がボールを持てれば、コースはあると思うので、そこを見つけられればいいかな。
Pivo! 相手チームのゴール前まで上がっていきますよね。
阿部 (笑)そうですね。
Pivo! やはりゴールを狙っていますか。
阿部 あぁ、そうですね。上がるので、とりあえずゴールは見ながらって感じですね。
Pivo! ゴレイラでいうと、得点ってパワープレー返しが多いと思うんですけど、直接獲るって難しいですよね。
阿部 そうですね。
(残り 1280文字/全文: 2599文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ