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無料:フットゴルフ、気づいたらなくてはならない存在に(石井麻翔) [フットゴルフ 関東ツアー 開幕戦]

 

2023年4月8日 セブンハンドレッドクラブ(栃木県・さくら市)
(PHOTO、TEXT なか)

 

 

フットゴルフ・・・ゴルフ場でゴルフボールの代わりにサッカーボール、ゴルフクラブの代わりに自身の足という認識でしょうか。
ゴルフに準拠した形ではあるが、実に奥深いスポーツだと思う。

ゴルフのようにドレスコードというものが存在する。
使用するボールは、正式にはサッカーの5号球で、ホールごとに空気圧の調整は可能。
ゴルフボールより大きい分、風や芝の目、斜面などに影響は受けやすい。
ゴルフクラブの代わりに足を使うが、ただ飛ばせばいいというものでもないし、蹴り出しのコントロールや微妙なタッチを要求される。

一昨年前より、少しずつ記事をリリースしてきました。
結果であったり、選手も一部に過ぎず、フットサルに関係する人を中心に取り上げてきた。
フットサルのメディアでフットゴルフ? と思われるかもしれないが、試験的にフットゴルフのすそ野も広げてみようかと思った次第です。
サッカーやフットサルといった競技リーグ経験者がフットゴルファーに多いのは事実。
また、今年はフットゴルフのワールドカップイヤーということもあります。

国内のフットゴルフはジャパンツアーを頂点に、地域別に関東フットゴルフツアー、東海フットゴルフツアー、関西フットゴルフツアーの3地域に加え、今年より東北フットゴルフリーグが新たに加わりました。

筆者が関係する、関東フットゴルフツアーの試合ごとに、1、2名選手をピックアップしていきたいと思います。

最初は関東フットゴルフツアー開幕のオープンカテゴリーで優勝した石井選手の紹介をしていきます。

 

 

石井麻翔(いしい あさか)

1.所属チーム名

未所属

2.所属チームのWebサイトやSNSのURL

なし

3.生年月日

2003年3月12日

4.利き足

右利き

5.シューズメーカー

adidas

6.メインやサブの使用球

ジャブラニ

7.公式戦ウェアサプライヤー

adidas

8.フットゴルフ過去の実績

2023年ワールドカップ日本代表
関東フットゴルフツアー 2勝
ジャパンフットゴルフツアー最高順位2位

9.サッカー、フットサル、他スポーツの経歴、フットゴルフの経歴

FC大泉学園(5歳-12歳)
日大豊山中サッカー部(12歳-15歳)
フットゴルフ(15歳-現在)

10.フットゴルフ普及活動を目的とした自身のWebサイトやSNSのURL

Instagram:footgolf_____24
Twitter:footgolf_____24

11.アンバサダーを務めているゴルフ場

なし

 

 

Pivo! 関東開幕での優勝おめでとうございます。

石井 ありがとうございます。

Pivo! 関東での優勝は何度目になりますか。

石井 今回の優勝で2度目になります。

Pivo! 今回、優勝した心境を教えてください。

石井 素直にうれしい気持ちです。

Pivo! 前日までの雨でコースはウエットの状態で時折弱い雨も降っていましたが、プレーのほうに影響はありませんでしたか。

石井 ピッチコンディションがよくなかった分、いつも以上にマネージメントの部分に気を配れました。それに悪天候で一番難しいと考えている飛距離の微調整が、試合の早い段階で調整でき、頭の中を悪天候用に切り替えられたのでそんなに悪い影響は無かったです。

開幕を一緒に回ったフライトメンバーたち。左から、石井麻翔、竹田裕紀、本多直子、田中友樹、春日井雅登。

 

Pivo! 振り返ってみて、優勝の決め手となったホールやプレーは覚えていますか。

石井 この1試合を通して終始アプローチをしっかり寄せ続けられたのが勝因だと思ってます。一番の決め手を決めるなら、やはりプレーオフですかね。初めて試合でプレーオフをしましたがとても楽しかったです。

Pivo! フットゴルフをやっていてよかったと思える瞬間は今までありましたか。

石井 それは常に感じています。フットゴルフをしてなかったらできなかった経験・感情・出会いなどなど、あげたらキリがないくらいよかったと思うことばかりです。

Pivo! キックの精度であったり、パッティングの寄せであったり、芝の目を読むなど、自身の得意とする部分はなんですか。

石井 ティーキックが自分の一番のストロングポイントだと思っています。

Pivo! フットゴルフにハマった理由は何ですか。

石井 何ですかね。自分でもあまりわからないです(笑)
気づいたらなくてはならない存在になってました。

池ポチャの心配があるホールのティーキック。

 

Pivo! 一目置く存在だったり、ライバルといえる選手はいますか、それは誰ですか。

石井 参考にしたり尊敬している選手は多くいますが、明確にライバル視しているのは大内誠剛選手です。彼は、フットゴルフ界で数少ない同い年の選手であり、僕の優勝や代表選出を自分のことのように喜んでくれる大事な友人です。そんな彼のピュアさはボクも見習わなきゃいけない部分だと思っていますし、今後彼と切磋琢磨して2人でこの国を背負える存在になりたいと思っています。

Pivo! 来月末にはワールドカップが控えていますね、ワールドカップメンバーに選出されたときや、今の気持ちを教えてください。

石井 率直にほっとしたのが選ばれたときの感情でした。ですが今はワールドカップに向けて今の自分に何ができるのかを模索することで頭がいっぱいです。

Pivo! ワールドカップでは、日ごろプレーしないメンバーとゴルフ場であったりしますが、何か対策は考えていますか。

石井 日ごろプレーしないメンバーとのラウンドはとても楽しいです。自分の頭にない選択やマネージメントを見ると自分の可能性がさらに広がる気がするからです。
めったにできないゴルフ場でするフットゴルフはワクワクが止まりません。新しいゲームを与えられた子供のような感情になります。なので新しくフットゴルフができるゴルフ場が増えることを心から待ち望んでいます。

Pivo! 初めてのワールドカップだと思いますが、目標はありますか。

石井 もちろん団体・個人ともに世界一が目標ですが、それよりも初めての海外での試合を素直に楽しみたいなと思っています。

 

Pivo! フロリダへ行ったらやりたいこととかありますか。

石井 あまり多く時間は無いと思いますが、できるだけいろんな場所に行ってみたいと思ってます。それにフットゴルフのことだけを考えられる2週間なんてこれ以上に最高なことは無いので、その環境を楽しみたいと思っています。

Pivo! 石井選手はフットサルはやられますか。

石井 フットゴルフに出会う前に半年間くらいやっていましたが、機会があったら是非遊び程度でやりたいです。

Pivo! これを読んでいるフットサル選手や、フットサルファンに向けて、フットゴルフのアピールをお願いします。

石井 フットゴルフをまだ知らない方へ。
フットゴルフはやってみないとその魅力は完全には分かりません。せび一度プレーしてほしいと思ってます!! 一度やったら沼ってハマっちゃいます!!
いつも僕を気にかけてくださる皆様へ
この度日本代表としてアメリカに行ってきます。そこに何があるのか、今の自分がどのくらい通用するのか。自分らしく楽しんできます。これからも末永く応援よろしくお願いします!!

 

左から、3位の立花友佑、優勝の石井麻翔、同率1位の熊倉巧也。

 

今回のワールドカップに挑む日本代表選手の面々。

 

 

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