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「ゆってるやろ、なんでやらんねん、やれよ!!」吹田クラブの監督は選手に強い口調でそう言った![U-11 rexva Pivo! Challenge Cup 2022/2023]

 

櫻井善崇 吹田クラブ監督
宮城県仙台市出身 1985年618日生まれ 満37
サッカー
1998-2001 東北学院中学校サッカー部
2001-2004 東北学院高校サッカー部
2004-2005 関西大学サッカー部
2013-2014 NTV(ベトナム)
フットサル
2006-2009 MAGSフットサルクラブ
2009-2010 デウソン神戸アスピランチ
2011-2013 カンカンボーイズ </span
2012 – Coar Orivieto(イタリア)
2014-2015 Marina J Suns(シンガポール)
2015-2019 カンカンボーイズ 
指導歴
2007-2011 吹田クラブ
2011-2013 豊中七中サッカー部
2013-2014 Football Samurai Academy(イギリス)
2014-2015 FC JATS (ベトナム/シンガポール)
(ベトナムで設立しその後シンガポールにも展開)
2015-2019 摂津二中サッカー部
2019-現在 吹田クラブ

 

吹田クラブは緒戦で逆転勝利すると3勝1敗で予選Cグループを1位通過。8チームで競う2日目の決勝トーナメントでは準決勝に進むものの1-1からのPK戦(0-1)で敗退。それでも3決で勝利して面目を保った。

 

1点リードを許して迎えたハーフタイムにそれは起こった

バーモントカップ(U-12全国大会)の本戦会場にまだ年配の監督の存在が目立ったころのこと、
結果が思いどおりにいかないと選手である子供たちを“バカ!”呼ばわりするシーンに直面しびっくりしたりあきれたりしたことがあった。
その言動に対して、監督、それは自分が教えていないだけのことでしょ!? もしくは気づきの機会を与えていないためでしょ!? と不快な念を強くしたことがあったし、そうしたチームが予想どおりの結果に終わっていったことに、なるほどなと思ったことを覚えている。
話は飛ぶ。
3月11、12の両日、茨城の取手フットサルにおいてPivo!の仲間たちと恒例の「U-11 rexva Pivo! Challenge Cup」決勝大会を開催した。各地の予選を勝ち抜いたチームら19チームが出場した。
その初日の会場で大阪予選代表の吹田クラブの櫻井監督からあいさつを受けた。
笑顔がさわやかな若者で、年代的にも印象的にも一時代のベテラン監督勢とは大きな違いを感じた。
その遭遇から約30分後のこと。
櫻井監督率いる吹田クラブの予選第1試合が始まっていた。
ボクはどんなチームか気になって観戦した。
試合は前半の終盤にさしかかっていて吹田は対戦相手の東京町田成瀬SCに1-2とリードを許していた。
そしてハーフタイムに入ったところでボクは監督の言動に衝撃を受けた。
選手たちがつくった輪の中で櫻井監督は、いきなり大きな声を張り上げた。

 

2023年3月11日(土) 取手フットサル   
(PHOTO、まとめ・山下浩正)

 

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