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無料:前節の改善点を洗い出して少しでも上達できるようにミーティングを重ねた。(しながわシティ 岡山孝介監督)[F2第12節]

リーグ3連覇→F1昇格へ向けて快進撃を続けるしながわシティ。岡山孝介監督と先制点を決めた熊谷利紀選手が記者会見に臨んだ。

 

2022年11月20日(日) 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
(PHOTO、まとめ・山下浩正)

 

しながわシティ。リーグ3連覇へ向けてここまで8勝1分け0敗と快進撃中。

 

Fリーグ2022-2023 ディビジョン2 第12節 観客数:310人
しながわシティ 7-0 ポルセイド浜田
[得点経過]
1-0 07分10秒 しながわ #90 熊谷利紀
2-0 08分49秒 しながわ #18 宗像紘輝
3-0 10分18秒 しながわ #29 藤川侑哉
4-0 19分52秒 しながわ #7 瀧澤大将
5-0 27分12秒 しながわ #7 瀧澤大将
6-0 30分50秒 しながわ #27 岩橋直樹
7-0 39分28秒 しながわ #9 チアゴ セウバック

ELEVENSPORTS
https://elevensports.com/ja/view/event/cl606ra77trqm0k9amzv44x88

 

無敗は選手の頑張りに尽きる

しながわシティ(以下、しながわ)は、キャプテンの白方秀和がベンチ入りしたものの体調不良か一度もピッチに立たなかった。というより出場を迫られるシーンがなかった。さらに、サカイ ダニエル ユウジ、正ゴレイロ柿原聡一朗と主力が欠場する中での完勝。引き分けに終わった前節マルバ戦の「改善点を洗い出して少しでも上達できるようにミーティングを重ねた」(岡山監督)しながわは、対戦相手を完膚なきまでに打ちのめした。首位と最下位の対決とはいえとても同じリーグとは思えない内容であり結果だった。また無敗というここまでの結果についても岡山監督は「選手の頑張りに尽きる」と全員のハードワークをたたえた。

 

#90熊谷利紀の先制ゴールをたたえるチームメート。この1stセットは熊谷、#18宗像紘輝、#7瀧澤大将(×2)、#9チアゴ セウバックの4人で7点中5点を決めた。

 

練習から100%でやってることがこの結果に出てる

(ゲーム総括)
岡山孝介監督 お疲れ様です。前回引き分けてることもあって、なかなか決定機を決められなかったり得点を奪うって部分で少し物足りなかったんで。まぁ、まずはそういった部分というのを今日ふっしょくして、しっかり出し切って点を獲って勝とうっていうこと、それが今日は達成できたんで、まぁ、そこはよかったかなと思ってます。

 

チーム3点目は2ndセットの#29藤川侑哉だ。

 

(試合を振り返って)
熊谷利紀選手 今、監督がおっしゃったように前回引き分けて。それまでは連勝してこれたんですけど前回引き分けてしまって自分たちの得点力不足っていうのを今日の試合で改善したいなとは思っていたので、点差をつけることができてすごくよかったと思います。 

 

ハーフタイムに#8佐藤健也と語り合う岡山監督。その姿には余裕すら感じられる。

 

今節は終始ベンチを温めたキャプテンの白方。「来月17日のホームゲームを楽しみにしてください」と1か月後の完治を誓った。

 

#27岩橋直樹はチーム5点目を決めベンチの祝福を受ける。

 

(質疑応答)
Pivo! 勝利おめでとうございます。

岡山 ありがとうございます。

Pivo! 今日の勝利を加えると9勝1分け0敗。ここまでの結果をどうとらえているか、監督と選手それぞれにコメントしてほしい。

岡山 そうですね、うーん、すべての試合において勝つこと目指して戦ってるんですけど、まぁ、それでも1分け以外すべて勝ててるってことはすごくポジティブなことだと思います。多分サッカーでもフットさあるでも、どこのリーグでも一番強いチームが圧勝で1位でいても、だいたい13勝1敗2分けとかそんな感じなんですよね。必ずどこかで1回負けてたりとかするものなので。そういう中で無敗で、1分けでこれてるってことは、ホント、選手の頑張りに尽きると思うんで。そこはよく頑張ってくれてるなと思ってます。

熊谷 ただボクは、チーム外、外の人からしたら、しながわが勝つと思われてると思うんですけど、今回ここまで負けなしできてるっていうのは練習から選手、スタッフ含めて100%でやってることがこの結果に出てると思うので、このまま負けなしでいきたいと思ってます。

Pivo! クラブの目標としてF1昇格があると思うが、その中で前節マルバ戦で引き分け勝ち点3を取り切れなかったことについて監督はどう受け止めているか。反省点が大きかったのではないか。

岡山 反省点が大きいか? いや、そうでもないっすね。いろんな基準があって、ボクの立場から見た基準というのがあって、それの中では、勝ったけどうまくいかなかった試合、前半よかったけど後半よくない試合とか。だから引き分けだから全部がよくなかったというわけではなくて、(あの試合)内容的には結構よかったです。ただ、1対キーパーが6回あったかな? 6回あって決めれなくて。それ以外のチャンスでもセットプレーでも定位置攻撃でもカウンターでもたくさんあって。その中で決めれなかったっていう中で、最後に罰を受けたのかなっていう印象なんで。もちろん先ほど話したとおり全勝できたら最高ですけど、それはやっぱり簡単じゃないです。名古屋でも全勝では終わんないです。(名古屋は)この間長野とやって3-2です。試合っていうのは本当に難しい。それを毎週やって、しかもマルバみたいに力のあるチームと引き分けて、それで落ち込んでたら多分、逆に身が持たないというか。ただ、もちろん反省点はたくさんあるんで、今日もミーティングして入るし、昨日もおとといもミーティングして、それで改善点を洗い出して少しでも上達できるように準備はしてるんで。まぁ、できる限りのことはやってるんで。それで自信を失うことも後悔することもないです。

Q 熊谷選手は先制ゴールを決めたが、あれは最後頭で押し込んだのか。

熊谷 いや、普通にこぼれ球を。

岡山 押し込んだよね。ぶち込んだっていったほうがいいかな。

Q チーム全体に前に行く姿勢が見られていろんな選手が点を獲ったが、前節引き分けて今日はどんな思いで試合に臨んだのか。

熊谷 ボクは前節とはセットが変わっていて、ダニエルが出てないってことで。なんで、このセットではチアゴ と一緒に出ることが多いと思っていたので、チアゴにボールが入ったときにボクを含め多くの選手が絡んでいけるようにとは思っていましたね。チアゴ には、相手にとって危険な選手なので浜田の選手が寄せるのは自分たちの中で想定できていて。それ以外のところで、ああいうこぼれ球だったり、チアゴ のいないところで点を獲ろうとは個人的に思ってました。

 

最後の7点目を決め2階席へ投げキスする#9チアゴ セウバック。相手のポルセイド浜田が1stピリオド終盤に続いて仕掛けた2度目のパワープレーをパワープレー返しで潰した。
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