まだまだチーム全体が村岡頼みになっているところは否めない!(バジェーナブランカ城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第4節]
その瞬間は後半残り48秒に訪れた。ピヴォの#11高橋に当てその落としに走り込む#5村岡。#30有田はカバーに走る。
2022年7月2日(土) 府中市立総合体育館
(PHOTO、まとめ・山下浩正)
高橋に当てた後「スペースがあいていたから走り込んだ」という村岡。この動きが決勝ゴールを生んだ。
そして村岡の左足シュートがさく裂! 写真では今まさにボールがゴレイラの前を通り過ぎようとしている瞬間が写っている。
村岡の勝ち越しゴールが決まった瞬間、有田は両手を突き上げた。決めた村岡はゴールをアシストした#11高橋(左端)に駆け寄る。
歓喜に沸く3人。
フィクソの#2木村を加えた4人でこの日2ゴール3アシストを記録した。
第13回関東女子フットサルリーグ2022 Powered by PENALTY 第4節
マデイラブランコ 柏 2-3 バジェーナブランカ城北レディース
[得点経過]
0-1 02分45秒 城北レディース #30 有田佳奈
0-2 09分35秒 城北レディース #14 中田優衣
1-2 33分51秒 マデイラブランコ #11 杉下夏菜
2-2 34分32秒 マデイラブランコ #2 秋山仁愛
2-3 39分12秒 城北レディース #5 村岡真実
ELEVENSPORTS
https://elevensports.com/view/event/cl4ey4c7pbuy90kdp30o2h9ij?src=CPT_EL
こちらは影の主役、ゴレイラの#1宮村梨花。
接戦をものにした背景には彼女の奮闘が見逃せない。
深刻な得点力不足と村岡頼りと
中田優衣が昨シーズン10月以来9か月ぶりとなる自身チーム2点目を決めてからおよそ30分間、バジェーナブランカ城北レディース(以下、城北)はゴールから遠ざかった。深刻な得点力不足だ。それでも最後に勝ち名乗りをあげたのは城北。決勝ゴールを決めたのは、元なでしこリーガーの村岡真実だった。彼女はこの日1ゴール1アシストの活躍。文字どおり村岡頼りのチーム状況をどうとらえているのか。川﨑監督へのインタビューはそこから入った。
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