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元Fリーガーがたくさんいる相手にものおじせず勇敢に戦ってくれた! (ASV PESCADOLA町田 U-18 甲斐修侍監督)[全日本都予選]

 

2021年9月26日(日) エスフォルタアリーナ八王子
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

JFA 第27回全日本フットサル選手権大会東京都予選 3回戦
DREAM futsal park 2-3 ASV PESCADOLA町田 U-18
[得点経過]
0-1 11分 町田 U-18 #18 中村心之佑
1-1 16分 DREAM #10 山田ラファエル ユウゴ
1-2 19分 町田 U-18 #10 松野洸佑
1-3 20分 町田 U-18 #11 祖父江隆介
2-3 21分 DREAM #21 柴田祐輔
(12分ハーフ・プレーイングタイム)

ASV PESCADOLA町田 U-18。

 

DREAM futsal park。

 

3回戦最大の衝撃マッチ

#10 山田ラファエル ユウゴ
#13 チーニョ
#14 田中敏則
#17 マルキーニョ
#18 須崎充樹
#21 柴田祐輔
#30 渡邉知晃

3回戦最大の衝撃マッチは間違いなくこのカードだった。上記のとおり元・前Fリーガーが7人も顔をそろえるチームに、U18のチームが勝ってしまう、、。ジャイアントキリング、番狂わせと結論づけることもできるがそれでは意味がない。勝因はどこにあったのかをこの記事で探りたい。試合後、「なんとか勝てました」と言っていつもの人懐こい笑顔を浮かべるU-18チームの指揮官に事実を解き明かしてもらった。局面ごとの戦いの詳細をここまで率直に語ってくれたことも僕にとって衝撃だった!

 

甲斐修侍(かい しゅうじ)監督

 

我々は高校生で走れるのでハードワークを武器に戦った

Pivo! 何はともあれこの大きな勝利を挙げた高校生年代の選手たちの活躍を振り返ってほしい。

甲斐 難しい試合でしたけど最後まで気持ちを切らさず集中してよく戦ってくれたと思います。

元Fリーガーの選手がたくさんいる相手に緊張もあったと思いますが、ものおじせず、勇敢に戦ってくれたことはすばらしかったと思います。

Pivo! 監督自身語っていたように、「つい最近までFの舞台での活躍を観ていた選手たちが今日は対戦相手」という「信じがたい状況」から選手にとって緊張感はハンパではなかったと思うが、試合前、そして試合に入ってすぐの選手たちの心理状態はどうだったか。

甲斐 1回戦から対戦相手が大人のチームということもあり、選手たちは最初から緊張していたので今日のDREAM Futsal parkはたくさんの元Fリーガーがいるチームということでかなり緊張していたと思いますね。
試合前に会場で相手チームのアップしてるメンバーを見たときに正直、すごいメンバーだなぁと改めて思いましたし、勝つことは簡単ではないとわたし自身も緊張感はありました。

Pivo! 試合への入りは強烈なシュートを武器とするブラジル人を中心に相手の強打を受けるシーンを見受けたが、そこを乗り越えるために選手たちにはどんなアドバイスをしたのか。

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