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大声で何度も「良輔!」と呼びボールを要求した!(FUTURO #25 佐久間紀成)[東京都3部第2節]

第2節で元気な姿を見せた佐久間。

 

2021年8月29日(日) 駒沢屋内球技場  
(PHOTO、TEXT 山下浩正)

 

第17回東京都フットサル3部Aリーグ2021 第2節
FUTURO 1-2 CRR concept
[得点経過]
0-1 6分 CRR concept #9 上野貴紀
0-2 16分 CRR concept #8 宗像朗史
1-2 19分 FUTURO #25 佐久間紀成

 

朝、駒沢着いたとき点が獲れそうな気がした

ゲンのいい会場というのはあるのかもしれない。駒沢で何度もゴールを決めているという佐久間紀成は、前節(4/10・開幕節)こそケガが癒えておらず本調子ではなかったというのに、第2節まで4か月以上空いたことも幸いしたのか、この日は、「朝駒沢着いたとき点が獲れそうな気がした」と言っている。そして「追い越す動き」から鮮やかなゴールを決めた。このすばらしいゴールにフォーカスしてゴールを決めた本人にその経緯を可能な限り詳細に語ってもらった。

 

後半7分、左の佐久間からゴール前にいたキャプテン#7小野寺にパスが入る。

 

間髪を入れず利き足の左でシュートに行く、が、ブロックされる。そこへ佐久間が走り込む。

 

カウンターに出る相手、しかしファーストタッチが大きくなったところを見逃さずに奪いに行く。

 

奪取し小野寺にパスする。

 

ゴールを決めるためにがむしゃらに走った

Pivo! 何はさておきあのすばらしいゴールから触れる! ゴールに至る流れをキミの言葉で詳しく説明してほしい!

佐久間 ありがとうございます。まず自分自身が左アラでボールを持ったときに(キャプテンの小野田)良輔がフィクソの位置からゴール前に抜けていく動きをしてくれたので、自分のパスで良輔がトラップし、シュートもしくは足裏で落としてくれれば自分がシュートをするようなイメージでパスを出しました。でもパスが少し足元に入ってしまい、良輔のトラップ後すぐに相手ディフェンスに取られてしまいましたが、ボールを取った相手のファーストタッチが少し大きく感じたので、自分のスピードと、足裏落としもイメージして近づいていた距離を考え、ボールを取れると判断して取りに行きました。

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