デジタルピヴォ! プラス

ピヴォとしての圧倒的な存在感(さいたまSAICOLO #12 池田智子)[日本女子]

 

2021年2月20日 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
(PHOTO さいたまSAICOLO、TEXT なか)

 

 

突如、シーズン途中にフウガドールすみだレディースから、さいたまSAICOLO(以下、SAICOLO)への電撃移籍をした池田智子選手。

”武器は反転とポニーテール”
ポニーテールをなびかせ、彼女は疾走する。

トレードマークたるポニーテールはフレームに納めても“画”になる。
それ以上に、ゴール前で張る姿はピヴォとしてはハマり役。
初めてSAICOLOに参戦した試合から結果を残し、ピヴォとしての存在感を示している。
SAICOLOに新しい風を吹かせたのは間違いない。

リーグ途中からの参戦で、今シーズン7本のゴールを結果として残している。
シーズン初めからいたら、同じチームの筏井選手と共にランキングを争っていたかもしれない。
そう、思うのは筆者だけだろうか。

 

日本女子フットサルリーグ2020-2021 第11節
さいたまSAICOLO 4-1 エスポラーダ北海道イルネーヴェ

0-1 10分07秒 SAICOLO  #12 池田智子
0-2 22分36秒 SAICOLO  #12 池田智子
0-3 28分05秒 エスポラーダ #9 鳴海若菜
0-4 34分41秒 SAICOLO  #8筏井りさ
0-5 36分13秒 SAICOLO  #8筏井りさ

 

 

Pivo! シーズン途中からの入団でしたよね。

池田 はい(笑)、11月に加入しました。

Pivo! 6節からでしたよね。

池田 はい。

Pivo! 来て早々に勝利に貢献するなど、チーム内での存在感強く感じていますが、自身としてどう思っていますか。

池田 わたしはピヴォなので、生かしてもらってナンボって・・・使ってもらってナンボっていうところがあるんで、そういう意味ではSAICOLOに来て、すごい上手に使ってもらっているなって、わたしによさを周りが出せるようなフットサルをしてもらっているから、好調な自分がいるんだろうなとはすごい思います。

 

Pivo! 6節に入団後の最初の試合で2得点決めて、勝利に貢献していますよね。

池田 ほんと、生かしていただいてもらって、獲らせてもらっているゴールっていうのが結構多いんで、今まで自分はなかなかそういうゴールなかったなっていうゴールが、結構SAICOLOに来てから決められたりしているので、やっぱチームが変わると、それだけ変わるんだなっていうのをすごく実感しています。

Pivo! 確かに池田選手が入ったことによって、SAICOLOの引き出しが増えたと思います。その中で自身の役割についてどう考えていますか。

池田 試合の中でですかね。試合の中であったら、やはりわたしはピヴォなので、前線でしっかり納めるっていうのが、一番味方を楽にさせてあげられる。ビルドアップのときにしっかり自分のところで時間をつくってあげて、味方をビルドアップさせるというのが、一番の仕事だと思っていますし、流れが悪いときに自分は最近ディフェンスがよくなってきたなと思っていて、前プレを献身的にやって、そこでゴールを奪えば味方の体力も温存できますし、そういうことを考えながらプレーはしています。

Pivo! チーム自体は最初の2戦で出鼻をくじかれてしまったというのはあるのですが、そこから考えるとチーム状態もよくなってきているのかなとは感じているし、池田選手が入ってきたことによって、よりプラスになってきていると思います。

池田 そうですよね、だから府中戦とかは痛かったかなぁ。あんまりいえないけど、シーズン始めから移籍できていたら違ったのかなって、そこはちょっと思う部分はありますけど、本当に移籍してよかったなっていうのはすごく感じています。

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