16歳・181cmの大器、ダイビングヘッドで全日本デビュー!(フウガドールすみだバッファローズ #38 田口大雅)[全日本東京都決勝大会]
がむしゃらゴールでボールごとネットにからまる田口大雅!
2020年11月22日 駒沢屋内球技場
(PHOTO、TEXT 山下浩正)
JFA 第26回全日本フットサル選手権大会 東京都決勝大会 2回戦 観客:105人
フウガドールすみだバッファローズ 7-1 多摩大学体育会フットサル部
[得点経過]
1-0 3分 フウガバッファローズ ♯22 鈴木翔太
2-0 9分 フウガバッファローズ ♯19 甘利斗亜
3-0 15分 フウガバッファローズ ♯16 平井雅大
4-0 20分 フウガバッファローズ ♯16 平井雅大
5-0 23分 フウガバッファローズ ♯32 村上拓也
6-0 28分 フウガバッファローズ ♯38 田口大雅
7-0 39分 フウガバッファローズ ♯32 村上拓也
7-1 39分 多摩大学体育会 オウンゴール
関東大会中止、全国進出3チームは抽選に
「JFA 第26回全日本フットサル選手権大会 関東大会」を主催する関東サッカー協会は12日、今月16、17、23の3日間にわたって開催予定(開催場所は無観客試合のため非公開)だった同大会の中止を決定し、以下のとおりホームページで発表した。
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【大会中止のご連絡】JFA 第26回 全日本フットサル選手権大会関東大会
配信日:2021/01/12
下記大会につきまして、新型コロナウイルス感染拡大により会場の使用ができなくなりましたので、中止とさせていただきます。
なお、全国大会出場チームにつきましては、後日抽選にて決定させていただきます。
『JFA 第26回 全日本フットサル選手権大会関東大会』
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田口大雅の記事のまとめに入っていたところへこの情報が届いた。新型コロナウイルスの感染が急拡大しているタイミングだっただけに予測はしていたが、残念なのは、極めて個人的な感想になるが若干16歳の若者が関東大会の舞台で躍動する姿を見ることができなくなったことだ。こうなった以上は全日本の全国大会での活躍に期待するしかない。もちろん、そのためには抽選で出場権を獲得しなければならないし、チームがもしその関門を突破しても本人がベンチ入りしないことには果たせないが、彼はその運の強さを持ち合わせている気がする。
「もっと、がむしゃらに!」
フウガがまだ関東リーグに所属していて、Pivo! Champion’s Cupに出場したときのこと。実力的には下のチームに勝った直後にチームを率いる須賀雄大監督が移籍してきたばかりで覇気の感じられない選手に言ったのがこの言葉だった。思えばフウガイズムにはこの哲学が通底している気がする。それから10数年、去年の10月17日に、フウガドールすみだファルコンズ(U-18)からフウガドールすみだバッファローズ(サテライト)へ昇格したばかりの16歳の選手の口から、「がむしゃらなプレーも得意ですし、ダイビングヘッドみたいな泥臭いゴールでも量産していきたいです」という言葉を聞いて、なるほどと思った。今後のフウガを支えていくだろう生きのいい若者に全日本東京都決勝大会の2回戦後に話を聞いた。ちなみに関東出場権が懸かった準決勝こそ出場機会がなかったが決勝戦では再びゴールを決め昇格時の「得点力には自信がある」というコメントを実証してみせた。
観客席を沸かせる選手が出現した!
決勝のリガーレ戦では逆転とするチーム2点目を決めた!
ピヴォとしてしなやかで大きなこの体は魅力的だ。
足で行くのが怖かったので頭から
Pivo! 初めまして。
田口 こんにちは。
Pivo! 緊張してる?
田口 初めてなんでこういうの、はい。
Pivo! 今日は、正直いうと試合後のインタビューで#16(平井雅大)か#19(甘利斗亜)、どっちを呼ぼうか悩んでたんだ。ところが、キミのダイビングヘッドを見て、これは#38しかない! と即座に決めたんだ。
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