若い選手の指導をする中で36歳・同い年の廣瀬裕貴と2部昇格を果たしたい個人的な思いがあります!(荒木淳 ♯4 ZOTT WASEDA RAIZ監督兼選手)[東京都3部]
2020年7月26日 小金井市総合体育館
(PHOTO、TEXT 山下浩正)
ZOTT WASEDA RAIZ。ギリギリの試合を勝ち切る力が今後の課題か。
第16回東京都フットサル3部リーグ2020 第1節
ZOTT WASEDA RAIZ 2(2-0、0-2)2 TOCAR
RAIZは、♯31望月が倒されて得たフリーキックを♯29船山が決めて先制。
一回り以上若い選手たちを指導する選手兼任監督
ZOTTといえば、小学3年生のときからZOTTでフットサルをやってきた19歳の大澤雅士が、7月にスペインのエルポソへ移籍したことで話題になったばかりだが、そのZOTTのセグンドで、都3部に所属するZOTT WASEDA RAIZも大澤と同世代の選手が中心となって活躍している。そのRAIZを指揮するのが36歳の荒木淳。選手兼任監督として、一回り以上若い選手たちとピッチで汗を流しつつ、上のカテゴリーで活躍する選手を育てるため指導にいそしんでいる。今季開幕節の試合後、そんな立場の人ならではの苦労話などを聞いた。
前半よかった形を徹底できなかった
Pivo! お疲れ様。
荒木 ありがとうございます。
Pivo! もったいない試合を落としてしまった。いや、落としたはいい過ぎか。
荒木 いやぁ、落としたようなものです。
Pivo! 前半にあれだけいい攻撃で2点を先行したのに、後半初めにベンチからピッチ上の仲間に“立ち上がり、緩いぞ!”という声がかかったが、それを象徴するように後半2点を奪われてドロー。監督としてこの展開をどう見ているか。
荒木 後半あまり自分たちに形がつくれてなかったんで。ま、だから、前半よかった形を徹底できてなかったということだと思います。
失点したシーンなんかも、(後半5分のパスカットされて奪われた)1点目は、あそこで確かにサポートがなかったという局面ではあったんですけど、それ以上にリスクヘッジ(危機管理)をしなきゃいけないから。ないんだったら切らなきゃいけないし。サポートの質の問題というよりかはボール持ってた選手の判断だと思います。
Pivo! 局面ごとの個々の判断が求められると。
荒木 切ってディフェンスをやり直すということをやれなきゃいけなかったと思います。まぁ、そういう緩さはあったのかなぁと思います。
2点目は多分、ピヴォに付けられたボールがジャーってなった形かな。多分、攻撃の中でとられた形ではなかったと思うので。まぁ、1点目は後ろでとられたシーンというのはもったいなかったかなというところはありますね。
3:1を多用するもそこからゴールが生まれず
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