戦術面でもよりフットサル、フットサルしてきたかな(さいたまSAICOLO 監督 俵由紀子 )[日本女子]
2020年7月19日 さいたま市浦和西体育館
(PHOTO、TEXT なか)
昨シーズンの7チームに加えて、今シーズンより4チームが新たに参入し、11チームとなる日本女子フットサルリーグ。
群雄割拠・・・北は北海道から、南は山口までに分布し、特に関東圏は5チームがひしめき合う新しいリーグの幕開け。
地域リーグと掛け持ちされていたリーグは1本化され、今シーズンの日本女子フットサルリーグは順当な結果となるか、一波乱起きるのか。
9月、10月と、リーグは無観客で始まる。
11チームとなった日本女子フットサルリーグを生で観戦できないのは非常に残念だ。
この日は日本女子フットサルリーグのさいたまSAICOLO、関東女子フットサルリーグのAmbition、千葉県女子フットサルリーグのMADEIRA/BRANCO.fvのカテゴリーが全く違う同士のトレーニングマッチを行っていた。
そんな中で、さいたまSAICOLOの俵由紀子監督に話を伺った。
Pivo! 昨シーズンコーチから監督になって、変わったことってありますか?
俵 昨シーズンコーチから監督になって、昨シーズンはケガ人が多くてスタートダッシュが切れなかったので、なので2シーズン目になるにあたって、今シーズンは最初の開幕戦からスタートダッシュできるように、勝ち星を積み重ねられるような準備をしているところです。コーチでいたときと大きく変わったところは、やっぱりコーチ時代の経験を生かして、選手の特性などを知っていますので、その選手の特性を生かしたプレースタイルとか、戦術というものを目指しています。
Pivo! シーズン始まると思っていたところを、出鼻をくじかれるようにコロナ禍になって、緊急事態宣言下の活動は苦労されたんじゃないでしょうか?
俵 大変でしたね、でも、その中でも、リモートで今シーズンの戦術のミーティングをしたり、あと週に1回は画面越しですけど、下半身中心のトレーニングを全員でやるっていう形を取り入れていたので、週に最低でも2日ですが、画面越しに顔を合わせるようにしていました。でも、逆にその時間があったからこそ、ピッチに入ったときはみんな戦術が頭に入った状態でできたので、悪い時間ではなかったのかなとは思っています。
Pivo! コロナ禍をマイナスでとらえるチームであったり、プラスに考えるチームであったりとか、チームによってとらえ方が違いますね。
俵 そうですか、わたしたちのチームに関しては、プラスだったと思っています。逆にリーグが一応9月開幕予定なんですけど、6月開幕予定から、9月開幕になったことで、いい時間をいただいたなとは思っています。
Pivo! 今の話でリモートでということだったんですけども、自粛期間中のメンタル面であったり、練習方法であったり、うちはこうやって工夫してきたみたいなことはありますか?
俵 メンタル面ですか? とにかくわたしが何かいうというよりも、選手同士でアイデアを出し合って、ミーティングを多く重ねているので、そういった意味では選手同士が支え合っているところが大きいと思います。
Pivo! 今シーズンは既存のメンバーに加え、新しいメンバーは3人でしたっけ?
俵 はい、そうです。
Pivo! この間にチームとしてだいぶまとまってきている感じはありますか?
俵 そうですね、まとまってきていて、いい選手が入ってきてくれたと思っています。
Pivo! かなりプラスに・・・
俵 プラスになっています。
Pivo! どういった部分が昨シーズンと比べて変わってきと感じていますか?
俵 昨シーズンといいますか、入ってきた選手が結構フットサルの知識とか、経験が多い選手なので、SAICOLOというと、どちらかというとちょっとサッカーっぽいフットサルっていう感じだったと思うんですけど、技術面でも、戦術面でもよりフットサル、フットサルしてきたかなと。そういったところはすごく助かっています。
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