パワープレーで4点ぐらいぶち返して、行けるかなと思ってた!(トミー/ウラスタ フットサル ♯1 小原正則)[関東2部参入戦]
2020年2月22日 ウイング・ハット春日部
(PHOTO、TEXTã・山下浩正)
第22回関東フットサルリーグ2部参入戦 1回戦
栃木シティフットサルクラブ(栃木県) 4-2 トミー/ウラスタ フットサル(千葉県)
[得点経過]
0-1 02分21秒 トミー/ウラスタ フットサル 23 千葉裕太
1-1 15分04秒 栃木シティフットサルクラブ 16 篠崎隆樹
2-1 16分19秒 栃木シティフットサルクラブ 6 サカイ ダニエル ユウジ
3-1 20分14秒 栃木シティフットサルクラブ 16 篠崎隆樹
4-1 29分31秒 栃木シティフットサルクラブ 77 レアンドロ ラファエル
4-2 34分51秒 トミー/ウラスタ フットサル 12 瀬戸翔
止めどなく流れる悔し涙
ドンドンドドーン!
突如体育館内に太鼓の音が鳴り響き大きなフラッグが振られた。話題のチーム、栃木シティフットサルクラブ(栃木県)の登場と同時に始まったサポーターの応援だ。二階席を見渡せば観客の数もかなり増えている。今までにないそんな雰囲気の中で始まった試合の先制ゴールは開始2分過ぎ、千葉県のトミー/ウラスタ フットサルだった。磨いてきたセットプレーで奪ったものだが、しかし、チーム2点目は後半残り5分、これも練磨してきたパワープレーからだった。その間に4点を奪われた。
試合終了と同時にチームリーダーの小原正則は悔し涙にくれた。ぬぐってもぬぐっても流れる涙。そんな中で始まったインタビューだった。
試合開始1分21秒、ウラスタはコーナーキックのチャンスを得る。キッカーは♯12瀬戸。
ゴレイロを狙って蹴り込んだ瀬戸のボールは意図どおり栃木のゴレイロ♯20遠藤の足に当たってこぼれた。
結局ウラスタの2点目は後半残り5分、パワープレーから瀬戸が決めたものだった。練習を積んできたパワープレーから一気に畳みかけたかった。
しのちゃんだけは曲者ですね
Pivo! 涙が止まらないね。
小原正 いやぁ、すっごい悔しいです! 今年で参入戦3回目の挑戦だったんですけど、3回全部初戦負けしちゃって。すっごい悔しいです。
Pivo! たった今、2失点は防げたと反省していたが。
小原正 そうですね。2点目のシュート(※)、あれはもっと足の出し方がうまければ多分外にはじけてたなっていうのと、3点目、しのちゃん(栃木♯16篠崎隆樹)にチップでかわされたヤツも、多分僕が駆け引きにつられてなかったら防げたなぁって。
(※栃木♯6ダニエル サカイ ユウジによる逆転ゴール。ピヴォの♯5クレオドン ジョセ ダ シルバ ネトの落まさとしを右からダイレクトシュート)
Pivo! クレオドンのシュートを受けて手を痛めていたようだが、ハンパじゃなかった?
小原正 ハンパじゃないですね。めちゃめちゃ重かったです、シュート。
Pivo! これまでに受けたことのない重さ?
小原正 そうですね。むしろ栃木は全選手、上手だったんで。
Pivo! かと思うと篠崎のようにチップでかわしてくる選手もいるし。
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