関東がかかった試合、集中しないと負けると思った!(城北レディース ♯1 宮村梨花)[東京都女子1部・最終節]
試合終了直後、関東参入戦行きを決めて笑顔があふれる城北レディース。
2020年1月13日 エスフォルタアリーナ八王子
(PHOTO・TEXT、山下浩正)
第17回東京都女子フットサル1部リーグ2019 第15節
FUSION 0-0 BALLENA BLANCA 城北レディース
残り55秒、FUSIONはパワープレーを仕掛けた。それまでシュートが撃てていただけに始めるタイミングが難しかった。
ドローで勝ち点1差をキープしハイタッチする城北ベンチと、次の試合の結果待ちとなったFUSIONの安東監督(写真手前)。
シュート38本の猛攻に耐える!
「よく、まぁ、失点ゼロでしのいだ!」
試合後、川﨑監督と対面した僕は開口一番そういった。それに対して川﨑監督は苦笑を交えつつ、「つまんない試合ですみません」と応じた。いやいや、とんでもない。緊迫感のあるいい試合だったし、それが僕の偽らざる心境だった。
この試合の両チームのシュート数は、FUSIONの38本(前半14・後半24)に対して城北は7本(同1・6)、実に31本の差があったわけだし、これだけ撃たれまくって無失点に抑えた要因をひと言でいえば、好セーブを連発した城北の♯1ゴレイラ宮村梨花の健闘にあった。その宮村を筆頭に、攻守に奮闘したキャプテン木村穏 、そして川﨑康裕監督のコメントで試合を振り返る。
▪️第11回関東女子フットサルリーグ参入戦 組合せ概要 @ウイングハット春日部(埼玉県)
https://kanto-futsal.com/wp-content/uploads/2020/01/第11回KFL女子参入戦-1.pdf
ゴレイラ宮村梨花インタビュー
参入戦でどこまで自分たちができるのか楽しみ
Pivo! ナイスセーブ!
宮村 ありがとうございます(笑)。
Pivo! これだけ撃たれて無失点、自分でも手応えがあったのでは?
宮村 いやぁ、まぁ、ゼロ点にできてよかったかなとは思います。
Pivo! コースをつかれた厳しいシュートが僕が把握している限りでも3、4本はあった。
宮村 う~ん、あまり記憶になくて。はい、やってる間は集中しすぎて何本止めたか覚えてないです。 ただ結構、振り向きざまにシュート撃ってくる相手だったんで。そこは気をつけながら対応していました。
Pivo! それにしてもあれだけ撃たれてよく集中を切らさなかった。
宮村 そうですね、関東がかかった試合だったんで。しかも自分、1か月ぶりのフットサルだったんで。前回のTOCAR戦以来、動けてなくて。その分、気持ちのほうを集中させていかないと負けるなと思ったんで。
Pivo! キミの活躍で関東リーグ参入戦出場が決まったわけだが、その参入戦への抱負を聞かせてほしい。
宮村 抱負ですか。個人としては仕事の関係でフットサルができないことも出てくると思うんですけど、それなりにちゃんとトレーニングして、ケアして、しっかりとした状態で臨みます。
2月23日に参入戦がある話は前々から出てたので、もう休みはとってるんで、はい(笑)。なので、どんな試合になるのか、どこまで自分たちができるのか、楽しみです。
(注:その後の情報で城北の試合は3月1日、PSTCロンドリーナ ヴァレンチ対ブラジニアフットサル・レディース戦の勝者との対戦と決定)
都3部からこのチームでキーパーやってるんですけど、フィールドのみんなもフットサルの動きに大分なってきてるのは、後ろで見てきてわかってるので。これなら手応えはあるんじゃないかなとは。あとはフィジカル面ですかね、みんなの。後半に弱いんですよね、城北って。そこはだから自分も自分の声で上げていると思ってるので、声を出しつつ、やっていきます。
Pivo! それにしても0対0というのはすごい結果だ。
宮村 そうですね、今回は人数的にも厳しかったのでこういうやり方しかないっていうのはもうわかってたんで。厳しかったですけど、(参入戦に)行けてよかったです!
木村穏キャプテン インタビュー
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