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F2・ボルクバレット北九州、馬場源徳監督と来季から3年間の契約更新

 

2019年12月11日

(PHOTO・ボルクバレット北九州、TEXT・山下浩正)

 

7年間の長期政権へ

Fリーグ・ディビジョン2(F2)のボルクバレット北九州は10日、馬場源徳監督と、来季から3年間の複数年契約を更新した。馬場監督は2016年から地域リーグ(九州リーグ)のボルク北九州の監督を務め、今回の新たな契約を満了すれば7年間の長期政権となる。

ボルクバレット北九州は現在リーグ2位。しかも3位の広島エフ・ドゥに勝ち点9差をつけており、もし万一、残る2試合に連敗し広島が連勝することがあっても事実上2位を確定したことになる。

また、Fリーグは既に、Fリーグ選抜チームの今季限りの活動の終了と、ヴォスクオーレ仙台の来季のF2降格を発表。これは私見だが、この結果F1で2枠が空くことからF2上位2チームのF1自動昇格が確定。Fリーグのクラブライセンス審査にパスすれば、首位のY.S.C.C.横浜と2位のボルクバレット北九州の2チームが来季F1で戦うことになる。

そうした背景のもと、馬場源徳監督の実績を高く評価するボルクバレット北九州がこのほど複数年契約をかわしたものと思われる。九州から2つ目のチームによるF1での大暴れを期待したい! 

(山下)

 

【ボルクバレット北九州 馬場源徳監督 契約更新のお知らせ】

このたびボルクバレット北九州では、馬場源徳監督との契約を複数年契約として更新し、来季も引き続き馬場監督がトップチームの指揮を執ることに合意いたしましたのでお知らせいたします。

【契約期間】

3年間

【クラブのコメント】

ボルクバレット北九州は6年以内のAFC出場を目指しています。その実現のために、段階的に完全プロ化、二部練習化を進めトレーニング量を増やし、世界で戦えるレベルに選手及びチームを強化して参ります。北九州から世界へ挑戦するためには、next stageへのステップアップが必要です。その第一弾として、中長期的視野を持って継続的に一貫したチームの強化を行うため、同じビジョンを共有し卓越した指導力と戦術眼を持つ馬場監督と複数年の契約を締結することを決定いたしました。

【馬場監督のコメント】
今シーズンまだ3ヶ月の任務期間は残っていますが、来季も含めて中期的ビジョンをもってこのクラブを引き続き指揮することになりました。私達のビジョンは以下の3つです。(1)5年以内にボルクバレット北九州を日本を代表するフットサルクラブの1つへと成長させる(2)日本代表選手を育て輩出し続けるクラブとなる(3)世界最高峰のスペインリーグトップカテゴリーに通用する選手を輩出する。このようなビジョンを有言実行することで、地域リーグからともに歩んできたこのクラブの発展だけではなく、さらに豊かな日本そしてアジアのフットサルの発展に貢献します。

【馬場 源徳 (ばば・もとのり)氏 プロフィール】

□生年月日:1981年

□出身  :長崎県

□指導歴 :  

2013-2017  スペイン1部リーグ サンティアゴフットサル(コーチ)

2017     トルクメニスタンフットサル代表チーム(コーチ)

2016~2018   ボルク北九州(監督)

2018     長崎県選抜男子チーム(監督)

2018~    ボルクバレット北九州(監督)

□Fリーグ成績

Fリーグ2018/2019ディビジョン2 第3位

Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第2位(2019年12月9日現在)

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