デジタルピヴォ! プラス

照準は準決勝に置き、決勝ではラスボニさんの胸を借りるつもりで戦った。(タパジーダ・海野伸明監督)[全日本女子関東大会]

関東第2代表として全日本出場権を獲得したタパジーダ。

 

2019年9月14日 山梨県立小瀬スポーツ公園体育館
(PHOTO,TEXT・山下浩正)

 

関東リーグを主戦場に戦うタパジーダを率いる海野監督は女性の競技系フットサル情報サイトPANNA-FUTSALの主宰者を兼務している。

 

表彰式で準優勝のトロフィーほかを授与されたタパジーダ。

 

JFA 第16回全日本女子フットサル選手権大会 関東大会 
決勝
M14 タパジーダ 0-3 バルドラール浦安ラス・ボニータス
[得点経過]
0-1 04分30秒 ラス・ボニータス 18 平井成美
0-2 11分06秒 ラス・ボニータス 16 中井仁美
0-3 11分48秒 ラス・ボニータス 8 宮原ゆかり
(40分プレーイングタイム)

 

お互いが4試合目となる決勝の舞台。条件は同じだが、フィールドプレーヤーを3セットで回す余裕のバルドラール浦安ラス・ボニータスに対して、ベンチ入り人数は同じだがケガ人を抱えるタパジーダは普段試合に出ていない選手も含めて2セットを組むチャレンジを敢行。結果は前半の3点で勝負ありとなった。

全国の舞台では関東代表として恥ずかしくない試合を

この結果、11月2~4日、石川県で開催される全国大会へ、関東から、バルドラール浦安ラス・ボニータスが第1代表として、タパジーダが第2代表として出場することが確定した。
インタビューで、タパジーダの海野監督は全国大会の目標をこう語り、決勝トーナメント進出への強い決意をにじませた。
「関東2位で行くということは、どちらか強い地域の1位と同じ組になる可能性が高いので、そういうところとやるにあたって、関東の代表として恥ずかしくないような試合をしたい」
健闘を祈る!

 


タパジーダ海野伸明監督インタビュー

決勝では今年初めて全員が出場できた

Pivo! 全国の出場権を得たものの準優勝、今の心境を。

海野 そうですね、今日の目標はとにかく準決勝で勝って全日本、僕らまだタパジーダで出場したことはないので。で、うちは日本リーグのチームでもないですし、そういうところを押さえていくことはひとつ、全国に名前を出すというのはすごく大きなことだと思ったんで。とにかく準決勝に照準を絞っていったので。決勝はうちはチャレンジをかなりしまして、そのチャレンジでいろんないい現象も悪い現象も出たので、すごく意味のある決勝戦でした。

Pivo! そのチャレンジというのは?

(残り 1148文字/全文: 2167文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ